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カテゴリ:アート・イベント
あまり洋物に手は広げたくないと思いつつ、今日はまだ行ったことのないブリジストン美術館の「なつの常設展示-印象派から21世紀へ-」に行って来ました。
このところの天候不順で不調が続いており、久しぶりの美術館です。 ポスターはポール・シニャックのコンカルノー港(右画像)でした。油絵ですが、モザイク画のような美しさです。 この展示は所蔵品が中心ということですが、コロー、クールベ、マネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、モネ、ゴッホ、マティス等々、なんだかやけに王道を行ってる感じです。 コローは風景画よりも若いお姉さんの絵がいいです。「イタリアの女」がいちおし。 何枚かあるクールベは、ファーブル美術館所蔵の「こんにちは、クールベさん」をどこかの企画展で見てから変人という印象が強く、オルセーで「オルナンの埋葬」も見てますが、個人的にはそんなに好きではなかったりします。 一方、自画像一枚しかないドガですが、この人はオルセーに通っていた頃、色使いが好みで好きになりました。 Monetは睡蓮が二枚。似たようなのがオルセーなどにもありますが、この人の睡蓮が好きならパリのオランジュリーはぜひ行くべきです。 ルノワールは幼女趣味がなくとも「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」が文句なくかわいいし、小品ながらセザンヌの「鉢と牛乳入れ」にちょっと惹かれました。 あと、日本人の洋画家で有名どころも多く展示されています。 黒田清輝、青木繁、藤田嗣治、佐伯祐三など、ほとんどがしろうとの私でも聞いたことがあります。一番好みは黒田清輝です。 最後の方は現代風の油絵でしたが、正直私は抽象画系はぜんぜんわかりません。ZAO Wou-Kiの「07.06.85」を自分の居間に飾りたいかも、と思った程度でしょうか。 下の絵はCorotの「森の中の若い女」。ここのショップの絵葉書は一枚50円という破格値で、入りませんでしたが併設のティールームもいい感じです。 [参考] ブリジストン美術館 http://www.bridgestone-museum.gr.jp/ ※ 割引券はここ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.24 17:40:31
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