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カテゴリ:アート・イベント
ここを読み、ホテルオークラの別館に行って来ました。
好きな花鳥画が中心ですし、日本画と洋画の両方が楽しめて、個人的にはおいしい企画展でした。 これは純益の全てを恵まれない子供たちのために寄付するチャリティーイベントで、かなりあちこちから所蔵品の貸与も受けているようです。 出品リストはなく図録は300円ですが、これは全額寄付に回ります。またチケットを買うと、近所にある大倉集古館と泉屋博古館分館にも入れます。 ○ 西洋絵画 17世紀から近代 基本的に全て花の絵ですが、モネの「テムズ河のチャリングクロス橋」などぽつぽつ例外もあります。モノワイエが二枚ともいい感じだし、マネの「芍薬の花束」も好みです。キスリングは四枚。 ○ 江戸から明治の日本画 抱一の屏風がありましたが、最近この人のをよく見るのでちょっと食傷気味かも。流行の若冲も墨刷の拓版画が一枚。 俵屋宗達工房の「薊(あざみ)図」になんとなく心惹かれました。 ○ 明治から近代の日本画 古径が7つありました。「紫苑紅蜀葵」の屏風、特に紅蜀葵(もみじあおい)の瑞々しい葉の色がいいです。 他、花蹊の「秋虫瓜蔬図(しゅうちゅうかそず)」と蓬春の「木瓜(ぼけ)」がいいなあと思いました。後者は同じ題目の絵を6月の五島美術館で見てますが、そちらは館蔵展だったし今度のは大倉集古館蔵のものなので、たぶん別物です。 ○ 近現代の美術(日本画と洋画) 坂本繁二郎とか東山魁夷とか有名どころの絵もありますが、この部分の展示は嗜好からはずれており、メモは残していません。 上のポスターの絵は、上が抱一の「四季花鳥図屏風」、下はマネの「芍薬の花束」です。 [参考] 秘蔵の名品 アートコレクション展 http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/event/art/index.html ※ このサイトで申し込むと優待券がもらえます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.12 14:23:25
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