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カテゴリ:PC関連
エラーコードを表示してカラープリンタが動かなくなり、数年ぶりにマニュアルを引っ張り出しました。
Win95の頃に購入し、今思えばOSのせいもあって慣れるまで時間がかかりましたが、ちゃんと紙のオートフィーダがついているので連続印刷できるし、軽くてそこそこ小さいので赴任時も必要があれば出張にも抱えて行き、これまで故障知らずでした。 印刷速度が遅いのとインクタンクがあまり大きくないのが玉に瑕ですが、純正カートリッジに替えインクの併用で、ランニングコストもあまりかかりません。 Cと1の点滅は、「廃インクタンクがいっぱいになりかけています」でした。 「廃インクタンク」なんてものがこのプリンタの中に入っていることも知りませんでしたが、メーカーサイトでチェックすると、要入院。古い機種なのでオンラインでの修理予約も受付てもらえず、日数と費用がかかりそうな予感が・・・。 電話で明日サポートに問い合わせるかと思ったところで、こんなサイトを見つけ、日数かからないし費用ゼロ、と悪魔に耳元で囁かれたような気がしました。 Canon プリンタ BJC-35v の部屋 http://mswebs.naist.jp/ETC/tnishida/BJC-35v/index.htm 万一壊してもすでに減価償却は済んでいる気がするし、プリンタ内部に興味もあったので囁きに乗り、ビニール手袋をはめて「分解方法」に従って筐体を開き、「廃インクタンクの洗浄」まで今こなしたところです。 基盤と分解するための最後のツメを見つけるのに往生しましたが、さほど時間はかかりませんでした。 がちがちに固まったフェルトを液体洗剤で洗ったものの、経年変化のせいかあまり柔らかくはなりませんが、ともあれ、乾いたら再びセットして組み立て、廃インクエラーリセットで作業完了という流れです。 まだこの先組み立て作業があるので油断はできませんが、今のところツメを折ることもなく、とりあえず普段掃除できないところのインクのこびりつきなどきれいにできてすっきりしました。 このプリンタも古いですが、うちにはもう一台、モノクロのBJ-220JCがあります。初めてNECのPC98を買ったときに揃えたものです。 当時タブフォームと呼ばれる連続用紙を使い慣れていたので、選択基準は速度とA3対応です。 大量印刷はこちらでこなし、年賀状やカラーにしたいものや出先での印刷はBJ-35vと使い分けてます。 ふと気付くと15年以上使っている計算なので、こちらの廃インクタンクが一杯になったら、さすがにメーカーサポートに出そうと思いますが、すでに取り扱っておりません、とか言われそうで恐いです。 [9/5追記] 乾いた吸収体を再セットして組み立てなおし、こちらのサイトの指示に従い廃インクエラーリセット。 フォント数が多いらしく、9ではなく十幾つまでカウントしてからようやく1aになった他は、説明どおりで、動作確認まで終わりました。 それにしても、メーカーの中の人にしかわかりそうにない、こんな細かな情報を見つけ出す凄い人たちがいるんですね。 ともあれ、自分で洗ってみて、吸収体のヘタリ具合を実感しました。 なんとなく、純正インクカートリッジの中にはいっている奴と同じようなものの気がします。フェルトという噂なので、適当に市販品を切って使おうかと思ったものの、カートリッジの場合、純正品と安い代替品はぜんぜん持ちが違います。 下手に替えてプリンタからインク漏れ、というのは困るので、やっぱり入っていたものを入れました。 このプリンタも、修理対象から外される前に、次回はきちんとメーカーサポートで交換したいところです。 結局、原価償却済んでいても、これ、便利なんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.05 23:38:07
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