ここ二週間、ずっと悩んでいたのです。

自宅のデスクトップは、64bit対応機でないのが唯一最大の難点なのですが、そこそこ速いし、ハードディスクを増設して再インストールとメモリの物理的なお掃除でこのところ頻発した不調をクリアできたので、向こう二年くらいはPCは買い替えない、という結論を出したばかりでした。

ところが、先月の大学院の審査を受けた際、原則としてプレゼンには自分のPCを持ち込まねばならないことが判明してしまいました。

携帯用PCも、実はxp搭載のVictorインターリンクMP-XP7210を持っています。小さくて軽くてPen3を積んでいるというありがたいスペックが購入の決め手ですが、小さすぎて使い勝手には少々難があります。体を壊す前に使っていた一時代前の機種で、動きますが遅く筐体も欠けてしまいました。

この先の審査用のプレゼンだけなら、これで対応できなくもないのですが、学位がとれてもとれなくても、たぶん学生をするのはこれで最後だという気がするので、気合を入れるためにもこの機会に思い切って買い替えに踏み切ろう、という方向転換を決めることにはさほど時間はかからなかったのです。


どうせ買うならメモリ制限の呪縛から逃れられる64bit機が欲しいのです。当然、速度も欲しいしメモリも限界まで積みます。

ただし、病気持ちで重い荷物は抱えて歩けないので、軽量という点も譲歩できません。

この二つを満足するような機種を探したら、Vaio Zのオーナーメイドという結論もすぐ出ました。選択の余地はなさそうです。


問題は値段でした。何度シミュレーションを繰り返しても、限りなく30万近い値段になります。(ToT)

それでなくても、夏から秋にかけて、給湯器故障をはじめとしていろいろ壊れた関係で既に予想外の出費がかさんでおり、清水買いの踏ん切りがつくまでに二週間を要しました。

到着は、11日晩の予定です。それまでにガラスコーティング剤と持ち運び用のソフトケースも入手しておこうと思います。