|
カテゴリ:アート・イベント
月末は雑事で余力がなく、気がつくと花鳥の五期が今週で終わりなので、慌てて行ってきました。
尚蔵館の「花鳥」最後の期が終わるからか、それとも最近の若冲人気のせいなのか、かんかん照りの平日の日中にも関わらず、ゆっくり絵を見れるほど空いてはいませんでした。 第三期のときに表紙を画像掲載した、ご自由にお取りください状態だったパンフレットも残量僅かなのか、表には出ていませんでした。 若冲には目が慣れてしまったのか、これまでほど感動がなかったものの、それ以外のものが見た中では今期が一番良かったです。 若冲と同じ壁面に、応挙の「牡丹孔雀図」と森徹山の一対の「孔雀図」が並んでおり、三幅とも素晴らしいです。残念ながら若冲の白孔雀(右上の「老松孔雀図」)、一緒に並べられると迫力負けしているような気も。でもたぶん、目指してる方向性がそもそも違うような気がするので、迫力がどうの、という比較の仕方はあまりフェアではないかもしれません。 他、柳沢淇園の正五九花卉(カキ)図と隣の作者不明の花卉図がいい感じでした。 今週日曜日が最終日ですので、興味のある方はお急ぎを。 以下の画像は、六幅ずつ五期に渡って展示された若冲の「動植綵絵」三十幅の中で最も好きな三幅で、順に三期、四期、五期に展示されたものです。(左から「紫陽花双鶏図」「向日葵雄鶏図」「芙蓉双鶏図」) [参考] 三の丸尚蔵館第40回展開催要領 http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05-06.html 展示作品一覧 http://www.kunaicho.go.jp/11/40-list.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート・イベント] カテゴリの最新記事
|
|