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2006.09.05
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カテゴリ:アート・イベント
2006年8月19日(土)~9月24日(日)の、山種美術館の企画展に行って来ました。

目玉は上村松篁のようですが、個人的にパステル調のとにかく優しい画風はあまり好みではなく、今回の目当ては奥村土牛だったりします。

意外にもツボにはまったのが、右上の横山大観の「叭呵鳥」(部分)。展示でルビが振ってあったのですが、どう読むのか忘れてしまい、ぐぐってもわかりません。英語タイトルは"Guinea Fowl"なので烏ではなさそうです。ギニア鳥???。guinea pigならモルモットですが・・・。

ともあれ、このやさぐれっぷりにすっかり惚れ込みました。


あとは、古径の「白華小禽」、色遣いが鮮やかですし、土牛の「罌粟(ケシ)」も深いワイン色が美しく、「鹿」の背中のこっくりとした色合いもなんともいえません。

福田平八郎の「桐双雀」がちょっと違った画風で目立った他、いくつかある杉山寧の「孔雀」のスケッチの中で飾り羽のアップのものと、佐藤昌美の「白韻」がいいなと思いました。


以下は、「叭呵鳥」(全体)。

叭呵鳥

土牛の「兎」もかわいらしかったし、杉山寧の「榕」は、たぶんガジュマルと読むのだと思いますがちょっと日本画には見えないパステルチックな感じで非常に好きだなと思いました。







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最終更新日  2011.09.24 16:30:53
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