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カテゴリ:アート・イベント
ぐるっとパスの収支計算をして、ややや、と思ってしまったので、一応徒歩圏内で企画展の入場券がついていた「インゴ・マウラー展」に、散歩のつもりで行って来ました。
美術展よりも、晴海などでたまにやる見本市とかに出展した方がいいのでは、という気がしますが、もともと産業技術系が好きで学部は工学部だったので、技術進歩とか、素材とデザインとかいう観点から結構楽しみました。 シャネルの注文で作ったという、LEDの光点をちりばめたガラスのテーブルとソファのセットは特に印象的です。 絶縁性を持つガラス板の間に、LEDをちりばめた透明で伝導性のある物質をはさんでいるのだと思いますが、透明な電気伝導体、何を使っているんでしょうね。 あとは、部屋に、人が触っても感電しないくらい低電圧な電線と、それでも発光するハロゲンランプの組み合わせで照明を自由にレイアウトできる「ヤ・ヤ・ホ(YaYaHo)」もとても面白いと思いました。 一つ難を言えば、鏡張りの長方形の浅い水槽に金魚と浮く鏡を入れ、時間によって水の流れを緩急変化をつけ、上からの照明の反射を楽しむ展示があったのですが、これはちょっと金魚が辛そうに見えました。 この企画展に入ると、オペラシティアートギャラリーの収蔵品展「素材と表現」にも入場できます。 現代ものばかりなので、さらっと通り過ぎる程度に見てきましたが、なんとなく空気感の違う絵が一枚あって、近寄ってついてる札を見たら川瀬巴水の版画「大森海岸」でした。 来週月曜日までなので、興味のある方はお急いぎを。 帰りにミュージアムショップも冷やかしましたが、インゴ・マウラーの照明器具もいくつかありました。一番小さい、四角い乾電池につけて使うやつがかわいかったんですが、3,000円台なのでパス。ちょっと高価すぎ。 [参考] 東京オペラシティ アートギャラリー http://www.operacity.jp/ag/ インゴ・マウラーの照明器具[楽天] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.24 16:53:49
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