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カテゴリ:アート・イベント
企画展は、開催直後ほど空いている、という経験則に基づき、どのみち上野に別件の用事もあったので、東京藝術大学大学美術館の「NHK日曜美術館30年展」に行って来ました。
直球のストライクでもろにツボです。 でも、気になるのは、趣味からはずれる「モダン・パラダイス展」の客層は若かったのに、こちらは客の平均年齢計算しても70越えてそうなことです(^^;)。 予想を外して、平日昼間なのにかなり混んでおり、また皆絵の前で長時間たたずんでくださるので、通り抜けすら難しい、というのが難点で、解説もあちこちで置いてある番組ビデオ鑑賞コーナーなどすべて無視して、人ごみをかきわけ、よさげな絵だけじっくり見てきました。 鏑木清方の「嫁ぐ人」、上村松園の「花がたみ」、横山操の「雪富士」は特によかったし、切手にもなっている藤島武二の「黒扇」を見られたのは嬉しかったです。 松園に加えて上村松篁も何点かあり、「ハイビスカスとカーディナル」は悪くないかも。下は松園の「嫁ぐ人」。 ジョルジュ・ルオーの「たそがれ あるいはイル・ド・フランス」は、オレンジの色を基調としたのどかな夕暮れの田園風景な感じです。高島野十郎の「蝋燭」の絵も目を惹きました。 美術館の出入り口には、「東京藝術大学日本画第一研究室発表展」というポスターが張ってあり、同じ敷地の至近距離で無料開催ということなので、今の日本画専攻の学生さんたちがとういうものを描いているのか興味をもち、ついでに覗いてきました。 やっぱり、かなりモダンで、残念ながらわけのわからないものも多かったですが、結構面白かったです。 [参考] NHK日曜美術館30年展 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2006/nichiyo/nichiyo_ja.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.24 17:48:33
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