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2007.08.16
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カテゴリ:アート・イベント
ひさしぶりに、皇居東御苑にある三の丸尚蔵館に行ってきました。今は、 「京焼多彩なり-明治から昭和へ」の後期にあたります。

今のところ焼き物も守備範囲にはしていないので、前期は逃したのですが、後期を見て改めて前期に行くべきだったと悔やんでいます。

素人目に見ても、美しいものがたくさんありました。

公式サイトに写真写りがいまいちな画像がある三代清風與平の「旭彩山桜花瓶」は、しばらく足が止まるほどの美しさでした。薄いピンクのグラデーションの下地の上に白い桜花が散り、壷の中も若干濃い目のピンクのグラデーションです。

同じ人が作った「白磁唐花唐草文花瓶」も、単色であっさりしているんですが、でも色といい形といい完璧で、しばらく忘れられないと思います。

他、初代宮永東山の「青磁象嵌花文花瓶」は、青磁の地におそらくは若干色の違うものを埋め込むことによって文様を描き出しており、私には初めて見る手法でした。

他、うわあと思うものがいくつもありましたが、最後に六代清水六兵衛の古稀彩でノックアウトされた感じです。

下の「古稀彩春魁花瓶」は、公式サイトにある「古稀彩秋叢花瓶」と対になっています。

9/9まで。

古希彩春魁花瓶.jpg


[参考]

 ○ 三の丸尚蔵館第44回展開催要領





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最終更新日  2007.08.16 21:40:02
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