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カテゴリ:アート・イベント
毎年恒例のチャリティーイベントのようで、昨年行ってみて非常に良かったので、今年も遅ればせながら、ホテルオークラまで観に行きました。
主に企業や団体、個人が所有しているものを集めてきているとのことで、実際どこかで観た覚えがあるものがほとんどなく、そういう意味でも貴重なイベントです。 西洋絵画 洋画でも、なんとなく花の絵には惹かれることが多いです。オディロン・ルドンの「黒い花瓶の花」がいい感じ。下はモーリス・ド・ヴラマンクの「花」。 ルノワールは五点ありましたが、「タンホイザー」が一番いいなと思いました。ピエールデュモンの「ルーアン大聖堂」も好みです。下はラファエル・コランの「樹下」。 巨大な石の椅子の上に小さな椅子が載ってるルネ・マグリットの「世紀の伝説」は面白かったです。 下は、キスリングの「ブイヤーベース」。本場のブイヤーベースは少なくとも三種類の魚を使うと聞きますが、これだけいろいろ使ったら絶対美味しいでしょうね。 日本画 鏑木清方の雨月物語の連作がまず目を惹きました。近いうちに雨月物語を読もうかなという気になりつつあります。下は、「ちぎり」と「もののけ」。 前田青邨の「三羽鶴」は独特の良さがある気がしますし、奥村土牛は牡丹をくっきりと描いた「大神楽」と色の混ざり方が美しい「吉野懐古」が並んでいて面白かったです。 下の画像は、上村松園の「鼓の音」。上村松篁の「夕至れ」も、甘ったるい感じのないいい絵でした。 杉山寧の「気」。人の背を越える大作です。 洋画 小磯良平の「集い」も良かったのですが、この洋画の一角で一番いいと思ったのが、森清治郎の「ガルタンプの流れ」。屋根壁の質感に光る水面が素敵です。画像がないのがとても残念・・・。 下は、熊谷守一の「百日草」。 もう日がなくて今週金曜日までですが一押し。公式サイトはここで、申し込めば優待券も入手できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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