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カテゴリ:アート・イベント
ちょっと遠方だし、関係者でもないのですが、東京農大厚木キャンパスの学園祭に行ってきました。国内唯一の醸造学科があることで有名な大学です。
きっかけは、ここ二年ほどスキーの講習会で顔を合わせるメンバーにここの学生がいたこと。 お互い一級受験中なので、同じグループになるのですが、リフトで隣になったときに「学校で何やってるの?」と聞いたところ、ジャムやソーセージ作りの実習とかの話が楽しそう(美味しそう?)だし、ときどき学校が酒蔵と契約して作っている生協でしか買えないという日本酒を持ってきたりします。 彼が、学園祭はお勧めですよ、と言っていたのを思い出し、友人を誘ってでかけてみました。 ネットで調べてみると、芸能人とか外部の人を呼んだりしませんが、目玉が農園で作った野菜の無料配布だそうで、10万人来る、という話もまんざら誇張ではなさそうです。 で、実際の野菜の無料配布風景がこちら。予想以上の規模でした。 もちろん並び、いただいたのは立派な長葱三本。連れは根菜の袋を受け取ったので、一部トレードした結果私の取り分はこんな感じ。 模擬店は、食べ物でも商品でも、売れるところと売れないところの差が激しいようです。たとえ少々列が長くとも、目当てのものには早めに並んでゲットしていかないと、どんどんなくなっていきます。 人気商品だという蜂蜜やジャムは、私が到着した午後二時前にはすでに完売。重いからあとでと思っていたお米も、三時過ぎに買いに戻ったら完売。(^^;) まあでも、せっかく来たし、建物内の研究室などの展示も見て帰ろう、ということで講義棟へ。 バイオセラピー学科では、ハーブ類の挿し木や植え替えのコーナーがあり、希望者が好きなものを一つ選んで作業し、ポットを持ち帰ることができます。 せっかくなので、私もやってみました。うまく根がつくといいのですが。 他、蚕の繭を煮つつ糸をつむいだり、押し花を作ったり、小さな子供たちもけっこうあちこちの研究室の展示に入って楽しんでいるのが印象的でした。 この学園祭、親子対象の芋ほり体験とか、動物たちにさわらせてくれるコーナーとか、子供をターゲットにしているイベントが多いのが特徴的です。 以下は、微妙な書割が素敵な、動物展示コーナーから。 ここの生協で目当ての酒は残念ながら見つけることが出来ませんでしたが、予想以上に楽しい学園祭でした。お米を買い逃したのが心残りです・・・。 ベンチで150円の温かいホットドックを齧りつつ、しみじみ考えたのは、高校生時代にこういう大学があることを知っていれば、こういう進路選択も良かったよなあ、ということでした。 四十路に入ってからの方向転換はかなり無理があるので、いつか楽隠居できるときが来たら、そのときはここで若い人に混じって学生してみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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