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カテゴリ:アート・イベント
今日は目黒に用事があり、せっかく行くなら久しぶりに美術館でもということで、東京都庭園美術館の「オールドノリタケと懐かしの洋食器」展とどちらにするか迷いました。
結局、用事がある場所に近くまだ行ったことがないという理由で、「 作品と作品の間に・・・4つの変奏」展を6月8日(日)まで開催中の目黒区立美術館に決定。 ただし、事前にHPをチェックしたものの、所蔵作品展というだけで、どういうものを展示しているのかはさっぱり見当がつきませんでした。ちょっと敷居が高いです。(^^;) 展示は、日本画も洋画もスケッチも版画も取り混ぜて、「物語」、「細部」、「美術史」、「快楽」という四つのキーワードごとに展示されていました。 残念ながら、あまりなじみのある画家の名前は少なく、藤田嗣治と国吉康雄くらいかな。 印象が残ったのは、三枚ほどあった藤田嗣治のもののうちの「裸婦(キキ・ド・モンパルナス)」という鉛筆のデッサン。無彩色ですが、あの有名な胡粉の白がなくても十二分に特徴的な質感が出ていました。 別の意味でもっと強烈な印象だったのが、秋山祐徳太子の都知事選立候補ポスター。展示室に唐突にベニヤ板のおなじみのポスター掲示板が置かれ、この人の選挙ポスターが二種類貼られていました。 Wikipediaを読む限りでは、この人は前衛芸術家で、政治のポップアート化を目指して1975年と79年に立候補したそうなので、これらのポスターはどうやら本物。きっと選挙運動も前衛的だったに違いありませんが、当時小学生だった私には全く記憶がなく残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.29 21:55:50
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