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カテゴリ:PC関連
そろそろ机に向かう作業訓練の必要もあり、とっかかりに懸案のフランス語でもと考えています。仕事の関係でパリに住んだこともあるので、とりあえず簡単な日常会話はこなせますが、読み書き文法はアウト。(^^;)
現在、仕事でもプライベートでも必要性はぜんぜんないので、新たに教材を買うほどの熱意はないし、既に昔人から貰ったラジオ講座のテキストと古いカセットテープが一山あるので、この機会にカセットの中身を全部PCに落とせれば、邪魔なカセットを処分できるし、音声データは持ち歩きできて便利かもと思いつきました。 検索をかけてたどり着いたのが、このページですが、読む限りではさほど費用をかけずに何とかなりそうな印象です。 古いテープやLPをデジタルで保存しよう! 1.ハードの準備と機器接続 まず、必要なのは、PC(サウンドカード装備)とカセットデッキに、オーディオケーブル。パソコンに、オーディオの入・出力端子がついてるので、サウンドカードはついてるはずです。 デッキ側の出力(LINE OUT)は紅白二穴のRCAコネクタ。PC側はミニプラグ。たまたまこれらをつなぐケーブルは持っていました。 PCのオーディオ入力端子とカセットデッキの出力端子をオーディオケーブルでつないで準備完了。 2.接続テスト Windowsに標準添付され、アクセサリに含まれている「サウンドレコーダー」で、機器設定の確認を。このソフト、録音時間の制限が一分で、カセット録音の役には立たないのですが、うちのPC、音関係の設定は手付かずです。 いきなり慣れない波形編集ソフトとか使って、もしうまくいかなくても、何が悪いのかわけがわからないので、まず標準ソフトで、きちんと外部デッキの音がPCに入ることを確認したいわけです。 案の定、サウンドレコーダーを立ち上げて録音ボタンを押し、同時にデッキでカセットを再生しても、ぜんぜん録音されません。(^^;)なにをどういじっていいのかもわけわかりません・・・。 で、お世話になったのが以下のサイト。 録音や再生がうまくいかないかたへ とにかくわけがわからないので、面倒ですが、ここの解説は全て読みました。で、解説に従って、「ボリュームコントロール」と「録音コントロール」を表示させ、いろいろいじった末、サウンドレコーダーでの録音をクリア。 この機器設定ができていれば、あとは他のソフトを入れて動かすだけで、問題なく録音できます。 3.ソフトの選定 通常、録音ソフトと、波形編集ソフトは別々のことが多いです。録音ソフトはともかく、私はそもそも「波形編集ソフト」がなんであるかがいまいちわからないので、最初に読んだのはこれです。 [All About] 波形編集ソフトを使ってみよう 次に、ベクターから適当に人気のありそうなフリーソフトを落として使ってみました。録音ソフトについては、最初に試した「高解像度録音対応レコーダ DARU/AUDIO-RECORDER!」で、問題なくカセット一本をWAVファイルに落とすことができてクリア。 高解像度録音対応レコーダ「DARU/AUDIO-RECORDER!」 問題は、波形編集ソフトです。フリーのソフトは試すとどいつもこいつもJWordが入ってます。 JWord入りだという但し書きが一切なく、インストール中に説明も何もないまま「JWordをインストールしますか」というチェックボックスだけ表示させるだけなので、これが全く本体の機能と関係なく検索キーワードだけ収集するためのソフトだと知らなければ、うっかりYesをクリックしてしまうと思います。 一応、害になるものではないらしいですが、やり口が強引で気に食わないので、これが入ってるソフトは使いたくありません。(たぶんJWordインストールをNOにすれば大丈夫だとは思いますが。) [参考][Wikipedia] JWord また、JWordをよけてインストールしてみても、90分のファイルが大きすぎるようで、ファイルを開けなかったり操作中にフリーズしたりして、役に立ちません。 大きなファイルに対応できるソフトという条件で再度ソフトを探し、たどり着いたのがこれ。 Audacity 国外もののオープンソースのフリーウェアですが、以下のような日本語の解説サイトもあるので、不自由はないと思います。さらにAudacityには録音機能もついているので、最終的にソフトはこれ一本でOKでした。 Audacityの初心者お助け講座 また、AudacityにMP3エンコーダーを組み込むと、録音したWAVファイルからMP3に変換してファイルサイズを小さくすることができます。 4.録音ファイルの編集 カセット一本丸々、最後まで再生して一つのファイルに落とすのが手がかかりません。内容の頭だしとかする必要がなければ、それが一番楽です。 ただし、例えば音楽カセットで、一曲ずつ別ファイルにしたいこともありますよね。最初から一曲だけ再生して小さなファイルを作ることもできますが、そうするとつきっきりになるので、カセット一本分の大きいファイルから、無音部分を手作業で探して、一曲ずつ分割すると便利です。 切り張りしたり、別の音源を重ねたり、デモテープやラジオ番組の制作みたいな細かい作業もできるようです。 おまけ その後、PCに繋いだデッキで、カセットの替わりにラジオを流したりCDを再生したりしたけれど、皆問題なく録音できました。 結局、オーディオケーブルは自宅にあり、ソフトはフリーウェアのAudacity一本でいいので、費用は0円で済みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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