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カテゴリ:アート・イベント
最近、気力も体力も仕事で、というよりは職場で席に座っているために使い尽くしてしまい、美術館に行く気力もなかったりしますが、ときどき通る目黒駅前のビルの外壁の高いところに「久米美術館」と書いてあるのに最近気付き、入ってみました。
現在、「久米桂一郎・黒田清輝と東京美術学校の教え子たち」展を開催中です。 久米桂一郎という画家の名前にあまり聞き覚えはなかったのですが、このパンフにある「林檎拾い」という絵を見て、複数の展覧会でこの人の絵は見ているであろうことに気付きました。 人物が少々固くぎこちない気はするものの、なんともいえない温かみと幸福感みたいなものが漂うタッチになんだか見覚えがあります。おそらく藝大美術館と近美あたりな気はするのですが、何を見たのか思い出せず、ちょっともやもや。 この展示の目玉は、黒田清輝の「自画像」・「画室にての久米桂一郎」・「グレーの水車場」と併せ、久米桂一郎の「林檎拾い」をはじめとする四枚の絵です。黒田清輝はかなり好きなのですが、むしろ久米桂一郎の絵がいい感じでした。 今回の展示は11/9まで。一ヶ月程度で展示が変わっていくようですし、通り道なので、今後ときどきのぞいてみようかと思っています。 展示室は広めですが一室のみ。贅沢なことに、日曜の午後だというのに貸切状態で絵を堪能できました。 久米美術館 公式HP http://www.kume-museum.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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