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カテゴリ:パリの思い出
皆既日食見に30万超払って離島へ、なんてことはできないものの、東京でも太陽が欠けるというので楽しみにしていました。雨/曇りで太陽の輪郭さえ見えず、残念です。 人生観さえ変える、という大げさすぎる表現までされる皆既日食、実は一度見たことがあります。 20世紀最後の皆既日食はヨーロッパの方で1999年8月11日、そのときはパリに住んでおり、フランス北部が皆既日食帯にかかっていたので、車で見に出かけました。 この日も快晴とはいかず、雲の隙間からときどき太陽の輪郭が覗く天候でした。足があるので、すこしでも雲の薄いところを探して周囲の車とともに田舎道をあちこち走り、最終的にアミアンのちょっと下あたりで日食を迎えました。 ときどき雲に阻まれつつ、太陽が月のように欠けていくのがわかりました。完全に隠れた瞬間、周囲がいきなり暗くなって気温が明らかに下がり、太陽のありがたみを実感しました。 たぶん100歳の年寄りになったとしてもきっと覚えているだろうという印象的な経験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.25 16:35:10
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