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2018年09月10日
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カテゴリ:書評
山崎豊子氏の「沈まぬ太陽」(御巣鷹山編)を読んだ。「沈まぬ太陽」は

5巻からなる。1巻、2巻が「アフリカ篇」で、3巻が「御巣鷹山編」だ。

4巻、5巻は「会長室編」となっている。映画化されたのはアフリカ篇だ。


沈まぬ太陽(3(御巣鷹山篇)) (新潮文庫) [ 山崎豊子 ]

この「御巣鷹山編」は、主人公の恩地が労働組合活動で懲罰人事により、

アフリカへ送られた苦闘の末、東京に呼び戻されていた時の出来事だ。

出社しても新聞を読み、かかってくる電話を取るだけの「閑離職」の時

に起こった事故として扱われている。


もちろん、あのJAL123便の御巣鷹山墜落事故を詳細に調べ、小説化

したもので、一部、遺族は本名で書かれている。JALはNAL(国民

航空)として書かれている。所沢にある東京航空交通管制部の場面から

物語は始まっている。


機長からの「トラブル、羽田へ戻りたい」という声から始まる。有名な

ダッチロールの際、機内で何が起こっていたか。そして墜落後の遺体の

状況など目を覆いたくなる記述が続く。でもジャンボ機が山に落ち、

一瞬にして520人もの命が失われたのだ。想像を超える現実があった。


恩地は遺族のお世話係として奮闘するが、遺族にも様々な事情がある。

一度に子供夫婦と孫を失った遺族や、3人の娘を失った遺族、働き盛り

の夫を失った未亡人…。一方で、国民航空の幹部やボーイング社の対応

など企業の論理も絡んで、一筋縄ではいかない物語。悲しみ、怒り、

そして絶望…。飛行機が落ちるということは、こういうことなんだと、

改めて思い知る。


でも、シートベルトが凶器になったかもしれないのに、いまだに何も

変わっていないのではないのか? 教訓は生かされているのだろうか?





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最終更新日  2018年09月10日 19時04分54秒
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