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2005年07月10日
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カテゴリ:宝塚歌劇&so on
2ヶ月ぶりの宝塚観劇でした。
そして宝塚観劇を始めて、1年ちょっと。
今回の星組公演で、ようやく全5組1通り観る事ができました。
その間、花・月は2回観てますが、とにかく全組制覇。
感慨無量です。
(パチパチパチパチ……きっと誰も祝福してくれないだろうから、自ら拍手喝采)


さて、今回の公演。
2階席、前から2番目、SS席のすぐそばだったので、まあまあのポジションでした。

「長崎しぐれ坂」
江戸末期の長崎の唐人街を舞台にした、哀愁漂う劇。

江戸から長崎の唐人街に逃げ込んだ凶状持ちの無宿人・伊佐次が、専科理事の轟悠。
その伊佐次を追って江戸から長崎までやってきた下っぴきで、卯之助が、トップの湖月わたる。
堺の豪商について長崎にやってきた芸者・おしまが、娘トップの壇れい。

神田明神そばで共に育った幼馴染でもあったその3人が、江戸から遠く離れた長崎にてそれぞれに違う境遇となって再会したことから起こる愛憎劇。
ということなんだけど、三角関係はあまり深みにはまることなくさらりと解消。
それもどっちかの男が身をひくなんていうのではなく、女の方がさっさと身をひいてしまい、終盤は男2人だけの美しき友情物語(いや、すでに友情のその先をいってます)となってしまう。

その、残された男たち2人。
轟さん、わたるさん、もともと2人とも男にしか見えない男役なので、2人だけの絡みのシーンはもはや宝塚を超えてます。
そりゃ宝塚を観てる時には男役の人たちを男として観てますが、彼女達の場合、もはや見立ても必要ないくらいに男でした。
でも、やっぱり実際には存在しない男なんだけど。

そして轟さん、やはり上手いです。
台詞回しも動きも、伊佐次になっている。
舞台の芝居としての自然さ(つまりドラマとか映画とかとは違うということ)をなめらかに見せているという感じです。
轟さんが出る公演は、他の専科さんと違って彼女がいつも主役になってしまい、その分若手スターの人たちの出番を奪ってしまうのが、ちょっと気の毒でした。
しかし、こうも上手いと仕方ないのかなあとも思ってしまいます。
でも、やっぱり今回も、男役2番手とうこさん(安蘭けい)さんの出番これだけかいっ、と不満は残ってしまいましたが……。

そして、今回は壇れいの退団公演でもあるはずなのに、この中途半端な扱いはなんなんだろう。
というくらいに、彼女は物語の進行に深く関わってきません。
まあ、長らく唐人街で隠遁生活をしていた伊佐次に、死を覚悟して外の世界に飛び出させるきっかけにはなりましたが……。
やはり主役のうちの1人に数えるには無理があるような。

でも、ちょっと蓮っ葉で艶っぽい芸者さんという役は好演されてました。
壇さんは、そういう大人の女性が演じられる数少ない娘役だったと思います。
彼女は顔立ちとか体つきとか雰囲気とか、他の娘役の方がたと違って、「娘」というよりは「女」という感じが前面に出た人で、やっぱり退団する彼女にふさわしい役が与えられたということでしょうか。

ついでに、彼女退団後に娘役トップになる白羽ゆりさん、今回チャイナドレスがかわいい可憐な中国人少女の役でした。
観るたびにすごくかわいい!!(素顔もかわいい)と思っているのですが、ポスト壇さんという観点からは、全然タイプの違うキャラクターなので、すごいギャップを感じます。
男役以上に娘役って、大抜擢の感があって、その基準ってなんなんだろうといつも思います。

そして、芝居全体の感想。
個人的に思うに、宝塚で江戸の町人物はあまり向かないのでは、と思ってしまうのですが。
武家物とか神話・古代ロマンなんかは宝塚なりの美の世界が追及できると思う。
でも、江戸時代人情物だと、そのカラーはあまり感じられないし、テーマ曲も演歌調になってしまう。
最初の松本悠里さんの踊りのシーン(長い!でもきれいでした)とか主要3人がテーマ曲の「神田慕情」を歌うところなんかでは、「あれ、ここって新宿コマ劇場?」なんて錯覚に陥ってしまいました。
北島三郎ショーなんかとダブってしまうというか……。
ストーリー自体は、ちゃんと骨格がしっかりしていて、おもしろいにはおもしろかったですけどね。


「ソウル・オブ・シバ」
舞台はガラリと変化して、ニューヨーク。
イメージは50年代のショービジネスの世界でしょうか。
役柄の名前が、出演者の芸名からとっっていたのがおもしろかったです。
湖月はレークで、安蘭がオーキッドで……。

轟さんは歌を中心に参加。
シバ神やくということで、キンキラキンの衣装がまぶしいっ。
髪は総立ちで、ちょっとビジュアル系なイメージでした。
全然インドのイメージはないです。

ワタルさんは踊りに踊ってました。
長身なので踊りがダイナミックでかっこいいです。
やっぱり男の人にしか見えないです。
それゆえに、赤い口紅が不要?

壇さん、ここでは妖艶な大女優の役。
お美しいです。
彼女にぴったりです。
でも、ちょっと国生さゆりに似ているなーと思ったのは私だけ?

とうこさん、劇とは打って変わって、ショーではじゃんじゃん目立ってました。
立っているだけで目が釘漬けになってしまう麗しさ、なのに歌も踊りも上手いときた。
何拍子も揃っている。
それなのに、ずっと2番手に甘んじているのは、なぜなんでしょう。
身長のせいなんですか?

白羽ゆりちゃん、やっぱりウインク役はおきゃんでかわいかったです。
前回の雪組公演でのブレンダ役を彷彿とさせられましたが……。
ワタルさんと一緒に踊るシーンがあったけど、次公演からはこのコンビですって、とちょっと予告編ってかんじ?

あとはあとは……、実は星組はあまりよくメンバーを把握してないので、人の出入りが激しいショーなもんで、誰が誰だかすぐにわからなくなってしまいました。
今度星組を観るときは、もっと勉強します。

しかし、エトワールが轟さんとは驚き。(あれ、しゃれ?)
まさかそれが最後のパレードとはなかなか気付かなくて、ショーの続きだと思ってました。
だって、中心で歌っていても何の違和感もないし。
ほかの客席のみなさんもそうだったみたいで、とうこさんが階上に出てくるまで状況を把握できずに拍手しそびれていたので、始めの方で挨拶されていた若手の方々はちょっと気の毒でした。

<追記>
星組娘トップの檀れいさん。
本文中すべて「」になっていました。
わーん、檀さん、ごめんなさい。
固有名詞は気を付けなくちゃいけないのに。
でも宝塚の人の芸名って、普通の人名にはないような漢字をあてるし、PCの変換って、似たような文字だとつい見落としてしまうんですよね。
(なんて、言い訳、言い訳……)





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Last updated  2005年07月11日 14時11分42秒
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