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カテゴリ:宝塚歌劇&so on
1ヶ月ぶりの宝塚観劇。
台風も無事去ってくれて、ひとまず安心。 雪組公演「霧のミラノ」「ワンダーランド」の2回目です。 WOWWOWの貸切り公演に当選したので(当てたのは妹ですが)、久々に母も含めて3人で観劇。 私達姉妹を宝塚に引きずり込んだのは母なのに、最近ちょっと冷めてきているようで、 「同じ公演を2回も観るなんて、ばかばかしくな~い?」 などと言ってくれます。 そりゃ、1回目の新鮮さやサプライズはないけど、それはそれなりの楽しみ方があるってもんです。 舞台内容等は、初見の8月21日の日記参照のこと。 しかし、「エリザベート」のような大作と違って、この程度(失礼)の芝居を2回観るのはさほどは楽しくないです。 芝居内容に集中できない分、舞台中をくまなく観察して楽しんでいました。 役者さんそれぞれの動きもじっくり見られるのもリピーターの醍醐味ですかね。 でも、やっぱりラストシーン、なんとなくすっきりしない終わり方でした。 初見の時よりも、今回の方がより疑問が残ってしまったりして……。 (前回は驚いたままおしまいだったし) カールハインツが、一度逃がしてあげたロレンツォを撃つというところまでは、卑怯だがまあ仕方ないと納得させられてもその後、銃をフランチェスカに渡すってのはどうよ。 この場合、他人に判断を委ねないで自害するのが名門貴族らしい潔いあり方なのでは?、なんて疑問がわいてくるわけです。 それじゃ、無理心中みたいでだめなのかしらん? それとも、クリスチャンだから自殺はできないってこと? う~む。 それから、今回、私達3人が揃ってお気に入りのキムちゃん(音月桂)が、見事にセリフを間違ってくれました♪ (自分に届いた恋人からの手紙を読むシーン) 言い間違いはたった一言だったのだけど、初見の人にもわかる間違いで、思わず観客も「えっ?」って感じ。 キムちゃんも「あ、間違えた」とすぐさまアドリブなのか素なのかわからないコメント。 もともと笑いをとるシーンだっただけに、客席の笑いはなかなか収まらなくて、キムちゃんもおどけて泣き真似なんかしていました。 またそういうところがかわいくて、かえって得した気分になったりなんかもしたのですが……。 (これってかなり贔屓目?) ついでに、彼女はショーの時も、ポカをやってました。 舞風りらと壮さんと3人で銀橋で歌うシーンの最後。 ハモッて終わるところが、思いきりずれました。 これまたみんな「ありゃ?」とびっくり。 リピーターとしては、そういうハプニングもおもしろいんですけどね。 ショーは、2回目だと流れがわかっているので、かえって楽しめました。 群舞の入れ替わりまで見る余裕があると、また違った発見ができます。 特に雪組は、若手にもスポットがあたる演出なので、隅から隅までオペラグラスを片手に忙しいです。 母は、片手にオペラグラス、片手に老眼鏡と、さらに忙しくしてましたが。 それから、最後にWOWWOWの貸切り公演ということで、トップの朝海さんのご挨拶がついてきます。 これまたびっくり。 前回WOWWOWの貸切り公演の時(今年の1月)よりも口上がずっとなめらかで内容もぐーんとよくなっているではないですか。 思わず妹と、 「コムちゃん、またトップとして成長してるわ~」 なんて、生意気にもしたり顔で感心してました。 締めくくりは、出待ち。 風は強かったけど、もともと大雨覚悟で来ていたのだから、このくらい何のその。 いやはやスターの皆様、ほんとに華奢で頭が小さいです。 同じ人種と思えないです。 舞台の上では、ちょっと体格立派かしら?と思える人も、間近で見ると充分細い。 舞台上の基準が、一般と大きくかけ離れて入ることに気づかされます。 私達の立ち位置は、朝海ひかるのファンクラブの団体の後ろでした。 ファンクラブの人達のすぐ後ろだったから、彼女達が腰を下ろせば、視界を遮るものは何もなし! よって、彼女をじっくり拝見できたし、どさくさまぎれに手も振ってきました。 しかし、ダントツの細さです。 ちゃんと内臓が入って入るのかしら?と心配してしまうほどです。 これであれだけ歌って踊る体力があるんだから、舞台人って尋常じゃないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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