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2005年10月22日
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カテゴリ:映画
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘 」(第15作)
■監督 山田洋次
■出演 渥美清/浅丘ルリ子/船越英二 /倍賞千恵子
■制作年 1975年

男はつらいよ (第15作)寅次郎相合い傘 (再発売) ◆20%OFF!

今日の映画の話題も、HNK・BS2で毎土曜日連続放映中の「男はつらいよ」。
3連続寅さんです。
これでも、あんまり寅さんばかりもなんだよなあと、遠慮がちに書いているんだけど……。
(先週分は書かなかったし)

東北の旅先で妙な蒸発男(兵藤=村越英二)と道連れになってしまった寅次郎。
しかし、そこで二年前に別れたリリーと再会する。
彼女は堅気の男と別れ、ドサ廻りの歌手を続けていたのだった。
3人の北海道珍道中のすえ、舞台は東京・柴又へ。
何度かケンカと仲直りを繰り返す二人。
"とらや"の面々はそんな二人の結婚を画策するけども……。

第11作「寅次郎忘れな草」に続いて浅丘ルリ子をマドンナに迎えたシリーズ第15作です。
このあと、2作に浅丘ルリ子はマドンナとして登場するのだから、山田監督にとって彼女演じるリリーはかなり思い入れのある人物と思われます。

それだけに、寅さんとリリーの相性はいい感じです。
誰も止められない寅さんの暴走を、ピシャリと諌めるリリー。
見ているほうも気持ちいいです。
本気で喧嘩しても、どちらも根に持つタイプでないので、すぐに仲直り。
特に雨の夜の2人の相合い傘のシーンは、名シーンです。
「寅さん」なのにステキな相合い傘です。
「寅さん」なのにちょっと2枚目です。

なのに、2人はうまくいかない。
(結論として、ネタばれもなにも、「男はつらいよ」は失恋映画なので、書いてしまってかまわないはず)
仲がよすぎてタイミングが合わないという感じというか。
周りが事を急いてしまい、かえって2人の間をぎくしゃくさせてしまったような。
時間がたてば、自然にどうにかなっていたかもしれないけど。
というより、寅さんは幸せ恐怖症なのかも。
恋をし続けているのに、いざハッピーエンドが目の前に現れると、尻込みしてしまう。
もちろん、そのへんの女性のように「この人は私にとって運命の人なのかしら、もっといい人がいるのではないかしら」なんて強欲な尻ごみではありません。
恋してばかりなのに、いざ恋が実体化すると怖くなってしまう「恋に恋する少女」みたいなもので、観念的にしか女の人を見てないようなかんじです。

これは、前に誰かから聞いた話です。
「男はつらいよ」を観たアメリカ人が一言。
「寅さんはインポなのか」
そうだよなあ、アメリカ映画では、主要登場人物の男女はすぐにくっついて、くっついたとたんに強烈なキスを交わしてそのままベッドになだれ込むし。
48作も続いて、ろくに女性と手を握ることなく終わる寅さんの姿は不思議なんでしょうねえ。
(リリーなど無邪気な関係な女性とは、肩を抱いたり腕組んだりはするんですよ)

まあ、なんだかんだいって、寅さんは失恋することが映画ストーリーの着地点なので、どう推論してもしかたないわけで。
はじめに結果ありき、ですから。
いかに経過のバリエーションを広げるかが、シリーズの最大目的であるわけで。

それからおまけ。
船越英二(2時間ドラマキング船越英一郎のパパ)演じる家出サラリーマンが、小樽で30年前の恋人と再会するシーン。
ちょっとしんみりした気分なります。
何も起こらないのだけど、というより何も起こらないだけに、時の流れのはかなさが哀しいです。





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Last updated  2005年10月23日 00時45分16秒
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