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カテゴリ:映画
3連休は熱を出して寝込んでいました。
4日ぶりの日記は久々に映画ネタ。 「燃えよドラゴン」 監督:ロバート・クローズ 出演:ブルース・リー、ジョン・サクソン、ジム・ケリー、アーナ・カプリ (1973年 米 ) 香港の暗黒街に君臨する実力者ハンが主催する武術トーナメントに、世界中の武術家が招待される。 少林寺で武術を修行中のリー(ブルース・リー)という若者は、秘密情報局から、トーナメントに出場し、ハンの麻薬製造密売を内偵するように要請を受ける。 一度は断ったリーだったが、修道僧長からの以来もあり、トーナメントを出場を決意する。 そしてリーは秘密任務とハンの手下に殺された妹の復讐を胸に秘め、会場の島へと向かうのだった…。 子供の頃に見たきりだった「燃えよドラゴン」。 懐かしく見ました。 内容も、子供のころはよくわからず見ていたので、今日始めて知った次第です。 「アチョーアチョー」のブルース・リー。 子供心にはその掛け声のせいもあって、ちょっとギャグ的存在でもありました。 (ファンの方、すみません……) でも、今見ると、「やだ、かっこいいじゃないの!」の一言です。 鍛え抜かれた無駄肉の全くない身体。 すっきりとしていて、これこそ東洋人の美の姿。 ほれぼれいたします。 惜しむらくは、もうちょっと前髪が長いともっとかっこいいのですが、まあ格闘するとき邪魔になるでしょうから、仕方ないですか……。 まあ逆に、そのもっさりとした野暮ったさが、かえって魅力といえましょうか。 ストーリーは、まさに70年代劇画調。 今こうしてみると、今の映画よりその頃の映画のほうが、描かれる内容が残酷な気がします。 昨今の映画のように死体は映像にはあまり出さないけど、殺戮シーン自体はとても多いです。 今の映画だと、話の流れにあまり関係ないから、悪党の下っ端の部下は殺さずに戦闘不能にする程度ですますと思うし(「水戸黄門」の峰打ちみたいなものね)。 リーの妹が死に追いやられるまでの、悪党の執拗さや周囲の冷酷さ、最後の絶望感も、ちょっと見ているには辛いものがあるし。 そういう意味では、昨今の映画などで描かれる中途半端なヒューマニズムに目が慣れてしまっているのかもしれません。 最後のリーとハンの戦いのシーン。 鏡張りの間で行われる死闘は、子供心にすごく印象に残っていました。 実像と虚像が入り混じり、見ている者も緊張してしまう名シーン。 再び見られて、とても嬉しくなりました。 ブルースリーが、自分の血をなめて、吐き出すシーン。 これも有名だけど、いいですね~、かっこいいですね~。 この年になって、ブルーズ・リー再評価です。 映画自体は、そりゃ古いものだから、つっこみどころは満載。 しかしそれをやっちゃ野暮というもの。 それより、ワイヤーアクションじゃなくても十分迫力ある映像を楽しみましたことに感謝いたして、締めくくります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月11日 01時18分22秒
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