|
テーマ:本のある暮らし(3292)
カテゴリ:本
よく図書館を利用してます。
若い頃は買って読んでいたけど、どんどんたまりゆく本の収納を考えると夜も眠れなくなりました。 (うそです) そんなわけで、1、2日で読めてしまいそうなものは極力借りることにしてます。 で、時々あるのですが、気になるのが、本に対する「書き込み」。 たとえば、下記の通り。 ◆文章にビビビッときたのか、傍線をひいてある。 ◆誤字が許せないのか、ご丁寧に校正してある。 ◆文章を読み込めないのか、「?」や印がついてる。 ……てなかんじ。 どうゆうつもりなのだろうと、ちょっと考えてしまいます。 ●自分の本と他人の本との区別がつかない、うっかりな大馬鹿者。 ●他人の本も自分の本と同様の扱いをする自己中心的な大馬鹿者。 ●次に読む人のために本の見所を指摘しようとする、「小さな親切大きなお世話」的大馬鹿者。 ●読書中、霊が乗り移って勝手に手が動いてしまったというイタコ型大馬鹿者。 私は、自分の本でも書き込みには抵抗があるので(お勉強用の参考書は例外)、こういうのを見ると、本が真新しくてもすごく「汚れている」ように思えてなりません。 (A型だし) そもそも、友達の本だろうと図書館の本だろうと、……というか図書館のほんだからこそ、この先何年も読まれるのだし、できるだけきれいに読んで返そうとは思わないのかなあとも思うんだけど。 (私ったら、区民の鏡!) それから、また気になるのが、本の見返しのところにサインする奴。 サインといっても、当然著者のサインではないです。 小さく自分の名前のイニシャルらしきものを書き込んであるのです。 たぶん、「読了」を示すサインなんでしょう。 それも、どうも私と本の好みが似ているのか、同じサインに何度も遭遇してしまいます。 で、またもや、こんなことをするのはどういう人間なのかとつい考察してしまいます。 ●本に「印」をつけておかないと、読んだことを忘れてまた同じ本を借りてしまう痴呆的自己チュー。 ●図書館のすべての本に自分のサインを記すことを目標としている、野望に燃える自己チュー。 ●他人に自分の読書量を誇示したい、「井の中の蛙」型自己チュー。 ●やはり、霊が憑依して勝手にサインしてしまったという、オカルト的自己チュー。 ●「耳をすませば」的異性との出会いを夢見る、超カン違い超オクテ&オタク的自己チュー。 ↓ (注)「耳をすませば」(スタジオジブリ95年作品) 主人公の初恋の人との出会いは、図書カード。 いつも自分の借りる本に同じ名前を発見して、ほのかな憧れの気持ちを抱きはじめます。 (……という話なんだけど、それはそこのシステムとして、本に差し込まれている貸し出しカードに自分の名前を書き込むことになっているからそうなるわけで、勝手に本に「落書き」をしているわけではない) と、まあ、気になりだすとキリがないものです。 ……ということで、心当たりがある方がいらしたら、コメント欄にでも真意をお書きいただければ幸甚です。 そうぞよろしくお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|