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2006年10月14日
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カテゴリ:宝塚歌劇&so on
3ヶ月ぶりの宝塚観劇です。
星組トップの湖月わたるの退団公演。
堪能してきました。

星組とはあまり縁がなくて、舞台を見るのはこれで2回目。
やっと2回目で、わたるさんの退団公演というのもなんだか寂しいものです。


ミュージカル「愛するには短すぎる」

大西洋の豪華客船を舞台に、20年ぶりに再会を果たした幼馴染同士の男女のつかの間の恋物語。
船での4日間という、空間的にも時間的にも限られた舞台だけに、すっきりまとまったお芝居でした。
宝塚のミュージカルプレイは、もとより脚本あっての配役ではなくて配役あっての脚本であるためか(って、勝手に思っているのですが)、途中だれてしまうことが多いのです。
でも、今回は1時間半あまりの時間、退屈することなく楽しめました。
ちょっと切ない恋物語を軸に、船内での宝石盗難事件や無名の女優の自殺未遂騒ぎなどを配して、笑いあり涙ありのバランスのとれた内容だったと思います。
特に笑いのシーン、宝塚にしてはというと失礼だけど、結構「きちんと」笑えるシーンが多くて、新鮮でした。

主役のわたるさんと白羽ゆりちゃんのカップルもすごくよかったけど、わたるさんと2番手・とうこさん(安蘭けい)とのコミカルなかけあいもテンポよくて楽しかったです。
苦労人のわりにはちょっと抜けたまじめな資産家の御曹司役のわたるさん、ちょっとずうずうしいけど気のいい脚本家志望の悪友役のとうこさんという、まったく違うキャラクターの青年同士が恋の鞘当てという前半の展開も、女性の目で見れば贅沢な気分になれるし。
執事役の専科の未沙のえるさんの上手さも、ついでに特筆しておきます。
普通にやってるけど、なんとなくおかしくて笑いを誘うあたり、やはりベテランの域。
実は、前々からファンなんですけどね。

そして、物語は4日間の航海を追え、恋人たちは別離を迎えます。
でもそれは、ふたりが決して互いの交わることのない人生を嘆いての涙涙の悲恋的別離ではありません。
互いの人生を強く生きていくことを誓い合い、積極的な選択の上の前向きな別離です。
(もちろん、4日の間にさまざまな葛藤があるのですが……不覚にも涙しました)
船でのさまざまな出会いによってさらに人間的に成長した大人の男性として、今まで受身的だった生き方を直し、これから人生に能動的に生きていこうという、この舞台で退団するわたるさん自身に重なるような、爽やかなエンディングでした。


レビュー「ネオ・ダンディズム」

男の美学をテーマにした、男役の方々の群舞にほれぼれとさせられるショーでした。

わたるさんのダイナミックなダンスは、やはりかっこいいっ。
彼女は「いい意味で」色気がなく、女性的なものを感じさせないすっきりとした男役だと思っていました。
ダンスにもそのお人柄のようなものが出ていて、大きくてストレートで、爽快感にあふれてます。
見ていて、ストレスを吹っ飛ばしてくれるような気持ちよさ。

そして、白羽ゆりちゃんの端正な美しさには、見ていてうっとりさせられます。
雪組のころから、妹と一緒に彼女のことが気に入っていて、娘役トップとして舞台中央に立っている姿を見ると、とても嬉しくなってしまいます。
何やっても、品のある彼女。
品性というのは得がたい魅力だと思うし、舞台のヒロインには欠かせない資質だと思うのです。

それから、とうこさんは、色気のある美しさでやっぱりうっとり。
「ジュリーみたいっ」
と思ってしまいました(年がばれちゃうけど)。
彼女は、なんとなくかつての超美青年だった頃の沢田研二を彷彿とさせられます。
チャイナ服に帽子をかぶっているお姿は、まさに「勝手にしやがれ」。
彼女の歌う「ALL BY MYSELF」もよかったです。

それから、それから、柚希礼音。
今まであまり知らなかった男役さんでしたが、今回ダンスの上手さにびっくり。
しなやかな体の動きに、圧倒されました。
群舞で踊っていても、いつの間にか目がそっちに行ってしまうという感じ。

第5章の「惜別―オマージュ―」は感動的でした。
去りゆく青年を送り出す友たちの姿。
これがまた、わたるさん自身と重なるわけで。
あざといけど、やっぱりジーンときてしまうのでした。


今回は、WOWWOWの貸切公演だったので、終演後はOGの伊織直加が登場し、同期のわたるさんにインタビュー。
同期同士ゆえのくだけた雰囲気のふたりのやりとりが微笑ましかったです。
幕間のプレゼント抽選では、なんと母が白羽ゆりちゃんの生写真つきサイン色紙をゲット!
今回の公演チケットを手配してくれた妹の労をねぎらって、色紙は彼女のものになりました。

久々に出待ちも参加。
暑くもなく寒くもない今の季節、出待ちにはいい気候です。

やはり、これで見納めだし、ということで、今回はわたるさんの会の方々の後方に控えておりました。
にこやかな笑みを浮かべて、ファンクラブの方々が差し出すお手紙を受け取るお姿は、やっぱりステキ。
それに、後方の一般の人々が向けるカメラの方にも、時折顔を起こして、目を合わせてくれてたりと、そんな様子を見ていて「いい人だわ~」と1人で感動してました。

それはそうと、突然、出待ちする人々の前を、バレリーナ姿のおじさんが出現。
真っ白なチュチュを着込んで、ハイヒールをはき、セミロングのかつらをかぶり、化粧をほどこした、どう見ても美しくもない固太りのおじさんが、みんなの前をスターのようにシャナリシャナリと行ったり来たりするのです。
私は初めて拝見したのですが、周りの女の子が
「久々に見たけど、彼名物おじさんなのよ」
と連れの女性に教えているのが聞こえました。
ちょうど白羽ゆりちゃんが出てきたとき、彼女の行く手のほうから彼が戻ってきて向かい合う形になり、彼の姿を見て固まってました。
ただでさえ大きな瞳が、さらに大きくなっていて、おかしかったです。

そんなわけで、最後まで楽しい宝塚観劇でした。





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Last updated  2006年10月15日 19時01分07秒
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