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テーマ:美容院(1022)
カテゴリ:だれかご教示を
美容院に行きました。
今日はカラーリングだけ。 べったり染料を塗りたくった髪を、若い美容師さんが流してくれます。 洗髪台の前に腰掛けると、イスがリクライニングして、流し台の高さに合わせて体が横たわる状態になります。 お湯が顔にかからないように、それからたぶん美容師さんと目が合ったりして気まずくないように(と思うのだけどどうだろう?)、顔に白いガーゼがのせられます。 視界が閉ざされるので、自然目は閉じられます。 ……とまあ、ここまでは、全国津々浦々の美容院で見られる光景。 そうして洗髪が始まるのですが、そこではっと気が付くのです。 自分が無意識に胸の上で手を組んでいることに。 目をつぶって、その顔の上に白い布が置かれ、両手は胸の上で、指同士を軽く組んでいる。 そうした自分の姿を脳内で俯瞰してみますと、ちょっとまずいような気になります。 それって、棺桶の中の「ご遺体」状態ではないだろうか。 そうなると、変なところで自意識過剰の私は、どぎまぎしてしまうのです。 美容師さんは目の前の客の姿をどう思っているだろう。 視界が閉ざされているので、彼女の視線がどちらを向いているかなんて、わからない。 いや、でも、仕事に集中していれば、客の手の位置なんて気にしてないかもしれない。 そんなくだらない葛藤の末に、ゆっくり、手の位置をずらしてみます。 実に自然に解けたがごとくに、ゆっくりと。 ほーら、もう「ご遺体」じゃないわ、てな感じに。 しかし、指を解いたら解いたで、手のやり場に困ってしまうのです。 これぞ、まさに手持ち無沙汰というものではないか、と。 この場合、どのような位置に手が置かれれば、「自然」なのだろう? こうして、「自然でリラックスした状態で、洗髪されている客」という理想の姿を求めて、試行錯誤が始まります。 手が上にいったり下にいったり、横にいったり、戻ってきたり……、全然リラックスしてません。 かなり不審な客です。 もちろん自意識はかなり恥ずかしい思いに苛まされてます。 そして、そんな思いをしても、結論が出ないままに洗髪が終了してしまいます。 一体、どうすればいいわけなんだろう? 帰宅しても結論が出ていません。 次回、美容院に赴くまでの課題です。 他の人はどうしてるんだろう。 実は、8ヶ月ぶりのブログ更新です。 ちょっと、というか、かなり気恥ずかしい気分なので、挨拶ぬきでさり気なく(?)日記を書いてみました。 てへっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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