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カテゴリ:本
ものすごく、久々の更新です。
最近、読んだ本のメモ程度の記録を「読書メーター」というサイトに書き込んでいるのですが、至近の1か月分の読んだ本をまとめてくれる機能に最近気付きました。 どうやら、月が替われば、かってに翌月に更新されてしまうようなので、消されてしまわないうちに、保存も兼ねて、こちらも「さり気なく」更新してしまうことにしました。 半年振りに日記記入画面に入ったら、結構マイナーチェンジが施されていて、ちょっと浦島太郎の気分です。 9月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:10192ページ 「お聖さんの短篇」男と女 読了日:09月01日 著者:田辺 聖子 弥勒の月 (文芸) 読了日:09月03日 著者:あさの あつこ バゴンボの嗅ぎタバコ入れ (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-18) 50年代のアメリカの空気がわかると同時に、それを俯瞰するヴォネガットの視点の鋭さにも驚きます。 読了日:09月03日 著者:カート・ヴォネガット 小川洋子の偏愛短篇箱 最後に収められている「お供え」がコワイ。全編通して、「小川洋子・編」たらん、納得の逸品ばかりでした。 読了日:09月04日 著者:小川 洋子 疑心―隠蔽捜査〈3〉 たぶん、読者は竜崎が恋に取り乱す話は必要としていないと思う。それより、警察というタテマエだらけの膠着した組織の中を、超合理性を武器に、空気を読まずに痛快に突き進む話を期待しているのだと思うのだが……。まあ、それでも、竜崎、恋愛の悩みを禅の公案で解決してしまうところが、らしくてツボでした。 読了日:09月05日 著者:今野 敏 イギリスだより (カレル・チャペック エッセイ選集) 読了日:09月05日 著者:カレル チャペック,Karel Capek,飯島 周 恋文の技術 人って、相手によって自分の見せ方(というか見せたい方向性)が違うのね、というのを、相変わらずの森見節で楽しめる一冊。なんだか手紙が書きたくなった。 読了日:09月08日 著者:森見 登美彦 徒然王子 第一部 読了日:09月09日 著者:島田 雅彦 徒然王子 第二部 この国の来し方行く末を憂えた寓話。おもしろいのだけど、その終わり方はどうよとも思うのだが。 読了日:09月10日 著者:島田 雅彦 背の眼 読了日:09月12日 著者:道尾 秀介 見知らぬ場所 (新潮クレスト・ブックス) インド系移民(主に2世)を描いた短編集。バックグランドの全く違う世界のなのに、すんなり感情移入できる普遍性に驚いてしまう。静かな日常を舞台に人々の間に生じる機微が丹念に描かれ、いずれも得がたい余韻が残る。 読了日:09月13日 著者:ジュンパ ラヒリ チョコレートコスモス 再読。恩田陸の小説の中でいちばん好きかもしれない。一つのお題に対していずれも説得力のあるけど優劣の生まれる複数のアイデアを出さなくてはならないという、作家としても生みの苦しみや楽しみがあったのでは?ここ数年は宝塚歌劇ばかりだったけど、久々にストレートプレイを観に行きたくなった。 読了日:09月13日 著者:恩田 陸 家日和 読了日:09月13日 著者:奥田 英朗 劇場の迷子―中村雅楽探偵全集〈4〉 (創元推理文庫) 読了日:09月14日 著者:戸板 康二 やんごとなき読者 日本においては、読書はとてもいいことのように謳われるけど、万国共通ではないのだな、と。文化大革命時の中国でも読書は「人間をバカにする」と禁じられたらしいし。「読書には、それなりの筋力が必要」には賛同。口当たりのよいものばかり読んでばかりじゃいけないと、反省。 読了日:09月14日 著者:アラン ベネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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