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2010年01月01日
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カテゴリ:

あけましておめでとうございます。

元日にブログを更新するなんて、何年ぶりのことでしょう。
今年は、もうちょっと更新回数を増やしたいものです。
(昨年の更新回数、19回……)

さて、月初は恒例の先月の読んだ本のまとめです。
本当は、読書以外のことも書きたいのに、更新19回じゃ、なかなかほかのことまで書き切れません。

12月の読書メーターより
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:5154ページ


非道、行ずべからず

■「非道、行ずべからず」

江戸の芝居小屋で起きた殺人事件を描いた時代ミステリー。
ミステリー自体より、江戸期の歌舞伎の世界を堪能しました。
伝統芸能の担い手として、お高いところにいる現代の歌舞伎とはまったく違います。
猥雑なエネルギーに満ちていて、もてはやされているけど、同時に蔑まれている。
(身分制度のあった時代ですから)
華やかだけど、隠微。
(陰間とか役者買いとか……)
芝居が当たるか否かで、一座の存亡に関わるあたり、当時の芝居小屋の太夫元(座長&興行主)ってNY・ブロードウェイのプロデューサーに近いのかも。

読了日:12月01日
著者:松井 今朝子

 


秋から、はじまる

■「秋から、はじまる」

甘ったれな女の子(25歳)に目から見た、おば(47歳)の恋。
主人公で語り手の「女の子」は、他人の努力の結晶を「ラッキー」の一言で片付けたり、賞味期限を過ぎた40代女性は恋愛するなんてことはありえないと思っている。
そんな無知で驕り高い若さに腹立たしいと思いながらも、かつては自分だってそんな若者だったのだろうし……たぶん。
それでも、若さとは、「よりよく成長することも可能だ」ということに希望の持てる、ほのぼのした筆致の小説です。

読了日:12月03日
著者:喜多 由布子



ほしのはじまり

■「ほしのはじまり-決定版 星新一ショートショート」

星新一のショートショート・アンソロジー(新井素子・編)。

中学生ころ、星新一を夢中で読んだ時期がありました。
それ以来、全然読んでいなかったのですが、ウン10年ぶりに読んで、同じように、いや昔以上に楽しめました。
今も作品がまったく古びず普遍的なものになっていることに驚嘆です。
「時事風俗を描かない」という作者のポリシーもあったし、作品発表後も何度も表現に手を加えていたりもしていたそうです。
(例「電話のダイヤルを回す」→「電話のボタンを押す」)
それでも、昭和30年代40年代に書かれた小説のエッセンスや寓意性は十分に今の時代の読者に響くのです。

中学生当時、いまいちおもしろさが理解できなかった「殿様の日」。
その「上手さ」に気付けたことも含めて、大収穫の読書体験でした。

読了日:12月11日
著者:星 新一



道絶えずば、また

■「道絶えずば、また」

シリーズ一作目「非道行ずべからず」では、どちらかというと時代ミステリーとして楽しむよりは、芝居という魔力に魅入られた男たちの修羅の世界を堪能したという感じでした。
で、今作。
たぶんミステリーとしては、こちらの方が練れているし、読みやすい。
読んでいて引き込まれる。
でも描かれる世界が、芝居小屋にととまらず怪しげな宗教組織にまで広がってしまい、その分、芸道に血道を上げる人々の狂気、みたいなものが薄まってしまったような気がします。

読了日:12月13日
著者:松井今朝子

ということで続きは、また後日。






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Last updated  2010年01月02日 00時50分44秒
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