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カテゴリ:小学生の頃
小学校3年生の時、ちょっとだけ、ある地方に住んだ。
お隣さんの庭には、直径1メートルほどの大きな 鉄鍋が、いつもぐつぐつ煮えていた。 お爺さんが、その鍋の前に座って、ひよこの選定を していた。かわいい小さな黄色のひよこがぴょぴょぴよ と たくさん足元にいる。さっとつかんで、お尻をちょっと見る。 そして、雄だけが、ぽんと何の感情もなく、鍋にほうりこまれる。 ひよこは、ぴよぴよぴょピ~と鳴いて沈んでしまう… これを終日やっている。それを私はじっとみていた。 わたしは、どう思っていたのか?感情を推し量ってみるが そこだけ、思い出さない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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