読まなくてもいい話

昔から、富山の置き薬は、有名で、
そのシステムは、子供のころから、映画などでも目にしていた。
我が家も、６年前にここの地方に引っ越してきたら、すぐに誘われて
断り切れずに、○○の置き薬を置いた。
毎月、クスリをチェックしてくれる。
古くさいクスリのパッケージデザインが
何だか懐かしい。
あると、つい飲む。
やたら高い。
この地に慣れてくると、街が見えて来た。
歩いてほんの５分のところに、大型薬局があった！
その上、とても安いのです～！

置き薬の業者さんが、毎月、来られると、
何だか飲まないと申し訳ないような、縛られたような気がして、
息苦しくなってきた。解約したいのだが、
強くたのまれると、
ついつい断れない。５年も経ってしまった。
一計を案じて、
一度も使わずに、１年以上を経過させる作戦にで出た。
今日、来られた時に、
それとなくやめたい意向を言うと、あれ？というくらい簡単に、
引き上げてくれた。
自分は、まさか解約してくれるとは思いもせず、
なんとなくほのめかしただけだったから、
玄関を出て行く業者さんが、我が家のクスリケースを
右手に持って出ていくのを発見して、驚いた。

ああ、ついに、縁が切れたか～～と、
心の中がほっと、軽くなった。