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カテゴリ:日常
私は20才になってすぐ大学を中退して結婚した。
だから学生気分が抜けていなかった。 初めて夫の靴下を見た時、 自分の好みでないことがはっきりした。 50足ほどもあったか? 全部まとめて周りの男性にもらってもらって、すっきりした。 でも、 新しく自分の好みに合ったソックスを買おうとしたら 高くて、そうそう買えなかった。 ちょっとびっくりした。若くてほんとうに馬鹿でしたよね。 夫の気持ちを知ろうともせず、 何でも自分流にしてしまうのでしたから。 結婚後、初めてのお正月が来るという年末。 上司の奥様から 「貴女もおせち料理が初めてでしたら御一緒に作りませんか?」 と、やさしく誘われた。 すぐにきっぱりお断りした。 おせち料理なぞ、一向に食べたいと思わなかったし 日本情緒には、さっぱり気持ちが動かない アメリカかぶれの新しがり屋だったから。 でも、渋谷の街に 生まれて初めて、自分流のお正月料理の材料を買いに出てみると、 何やら非常に高くて、情けなかった。 ああ、ほんとうに、若いって、馬鹿で、生き方のへたなこと! 生意気でこまったお嫁さんでしたね?とほほ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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