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カテゴリ:日常
年々、出すのも、来るのも、年賀状は少なくなってきたものの、
夫が、77才の喜寿を迎えたからか、 今年は、変なことがあった。 日頃は、義理で出しているのであろうな、と思える人から、 いつになく心の籠もった一枚をいただいたのだ。 私達が一番輝いていた35年ほど前、 多くの若者の仲人をし、 いろいろ相談に乗ってあげていたものだったが、 昔のこととて、もう、すっかり、 年一度の年賀状のみの人や、 全く音沙汰なしの疎遠をかこつ人がほとんどになったが、 そんな人々の中の一枚だ。 曰く、 (友人が来て、昔話をしていたら、私達のことを思いだし ああ、お世話になったなぁ~と、あらためて感じた)と。 なんでもない内容だが。 人は、だんだん偉くなると、お世話になった人のことを忘れる。 勿論そんなことはあたりまえですし、 私達も忘れられていいと思ってはいるが、 ひょっこり思いだしてくれて、ひと言添えてあるのを見ると また、うれしさも一入ですね。 それが、そんなハガキがもう一枚あったので、 夫と、 「こういうハガキが来るようじゃ、やばいんじゃないの?」 などと、あちらからお迎えが来ないよう、 警戒警報を出して笑った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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