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カテゴリ:日常
友人の友人のうどん屋さんが
リニューアルオープンしたとて、お誘いがあり、 10人ほどで、わいわい食べに行く。 関東風の真っ黒い濃い味を期待していたが、 最近は、どの店も、メジャーになったさぬきうどんで、 関西風のうすい味には、少しがっかり。ま、いっか。 お開きの後、別れ難い3人の仲良しと、喫茶店を探す。 去年オープンしたが、まだ1度も試していない店があるとて 友人が、そこに車を寄せる。 この地域は雪が深いから、どの家の造りも、 1メートルほど、コンクリートなどで、袴をはいた形に造り 玄関の扉までは、まるで、ニューヨークのように、 階段がついているのが普通だ。 階段を上って、ドアを開けると、そこは 外から見るログハウスっぽい雰囲気と違い クラシックな感じのソファーなどが置いてある ほんの少しだがゆったりした空間を持っていた。 客は、私達だけだったが、 田舎に不似合いな少し美形の女主人がほほえんだ。 けっこうなおばさんであるが、ノーメイク。 ちょっと昔の、アヌーク・エーメのような雰囲気で、 知的なものを感じさせる女だった。 我々婆さん4人は、 私67才、友人は66才、69才、70才だ。 ただ、コーヒーを飲んで、おしゃべりしただけだが、 その時間を思い出すと、なんだか恥ずかしい。 何故だか、私はちょっとハイになっていた。 声高に少しうわずった事をしゃべっていた自分を思う。 女主人に聞こえよがしに、気取ったことを言っていた。 友人に 「貴女、お稽古事を何かなさったら?少し元気がでるかも。 社交ダンスはどうかしら?」などと薦めたりして。 先に立って、こっそり皆のコーヒー代を、 さっと支払ったりして。 思い出すと、歯が浮く気がする。 あ~~何だったのかしら、あれは? あまり、世間のお付き合いをせず、 夫の皺腹ばかりみている生活だからか たま~~~~に、友人と会ったら、 脳波が微妙に狂ったみたい。 てへへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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