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カテゴリ:日常
孫達を連れて、図書館に行った時の事。
2人のお兄ちゃん達が、借りる本を選んでいる間に 私は、一番下のちびちゃんに、 絵本を読んであげながら待つことに決めた。 子供用の図書室の真ん中に 背の低いテーブルと、小ちゃな椅子が置いてあったが、 そこでは、2人ほど、よその子供が本を読んでいるので 邪魔になるかもしれないと思い、 ちびちゃんと部屋の隅っこに行き、 床に腰をおろして壁にもたれ、本を開いた。 その時だった。 5才くらいの女の子が つかつかと私の前に立ちはだかった。 「おばちゃん、そこに座ってはいけないんだよ!」と きっぱり言う。 私は、びっくりして 「あ、そう?どこに行けばいいのかな?」と聞く。 その女の子は ぱっと振り返り、「あそこ!」と言いながら 子供用のテーブルを指さした。 私は、そのはっきり言う様が面白くて 「あはははははは、はいはい」と、言いかけたが、 彼女は私に、皆までいわさず、 「しっ!」と、言うように、口に指をあてて、 私を睨んで黙らせた。 そのしぐさが、 小憎らしくて、可愛くて、面白くて、愉快で、 私はひとりで、声を出さずに、 クククククククク………………と、笑ってしまった。 こまっちゃくれた、あの幼女は どんな娘になるんでしょうね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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