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カテゴリ:映画
最近、1960年に観たフランス映画、「勝手にしやがれ」を思い出して
ブログに書いたら 例によって、いきなり、テレビで再放送がある。 あんなにもう一度観たいと渇望していたのに、 何故今まで、一度も、再見しなかったのかは解からない。 私の青春に強い影響を与えた映画だから、 自分の裏側を冷静に見るという行為が恐かったのだろうか。 初めて録画する気になった。 夜中にひとりで観る。 ああ、気になる言葉、動き、ひとつひとつが懐かしい。 覚えていないシーン、 勘違いして記憶した部分、皆、おもしろい。 長いシーンであった所が、以外に短いシーンだったのは、 少女の私が、強いインパクトを受けた為だろう。 前のシーンが後の伏線になっているところを発見する。 あのしぐさ、 まねしたっけ~など、思い出して、ふふと笑う。 縞のTシャツに茶色のひだスカートのいでたちでのジーン・セバーグを懐かしみ 同じかっこうの私の写真が、アルバムにあるのを思い出す。 つぎの日は、お仕事のお休みで買い物に出かけた。 私は何だかちょっと仮想青春ハイになっていたらしい。 新しいショッピングモール、大型店が集まっている郊外に行く。 夫 「今日のお昼は、2階のフードコート、○○ビレッジでお食事しようか?」 私 「あら?ビレッジだなんて、嫌だわ!私はシティーガールなのよ、 もっとお洒落な処でなくっちゃ!」 だはは・・・ お買い物が終わって、引越し前の街には無かったあこがれのスタバで、 お茶をする。 私 「昨夜、録画を観たら、ジーン・セバーグが着ていたのと 同じスタイルの服を着た私の写真があるのを思い出したの」 夫 「君は、ずいぶん影響されて流行を追っていたんだね」 私 「あら、違うわ、私が渋谷で、流行を作ったのよ~ん」 夫さまは、あきれ果て、声なき声を発した。 だはは・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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