写真を整理する
私も81才。大病後は、なかなか体力がもどらないから私が死んだあと、子供たちが私の荷物の整理をたやすくできるように少しでも荷物の整理をしないとね・・・と思いちょっとだけど、片づけに手をかけている。写真私の思い出の写真は長く長く一生涯ずっと持ちつづけていようと思っていたが写真が多すぎるから少し始末しないとねぇ・・・と思った。しかし、どれもこれも楽しい思い出ばかりだし絶対に自分では一枚も捨てられないと思ったので夫にまかせることにした。ふと見たらおしいれにぎっしりあった膨大な写真軍団がたった一個のダンボウルにまとまっていた。やられたぁ==!!!!!!!!!ショック・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、すぐに私は体力がもどらないからしかたがない、あきらめよう・・・・と、あきらめたのよ。それからは、恐ろしくて一度も写真を見たことはない。たしかめるのが怖いの。癌の手術後2年経ってもなかなか元の元気が出なくて毎日、ぼやぼやっと暮らしているが、ちゃんと荷物の整理をしておかないともし、私がまた入院となったら今度こそ世界と お別れになるという運命だからと思い、今日はやっと、夫が整理してくれた写真の入っているダンボウルを開けてみた。何んにもなかった・・・・・そんな感じだ。しかたがないな・・・・・・・・・・・・私は子供のころは、学校の先生から特別可愛がられて先生の《ひいきの子供時代》を送った女の子だからあの戦後の物質不足の時代にカメラなど、だれも持っていなかったが自分の写真は先生が撮ってくださったからけっこうあったが、一枚も無くなっていた。戦後、何も無い時代にひいきの女の子のかわいい私。(自分で言うか?)あの写真は一枚も無かった。あっはっはザッハリッヒの夫が捨てちゃった。ははははははいっそすがすがしいじゃないのさぁ~