観た。けっこう小説に忠実に描かれていた。小説を読まずに観たらどうかというと、そのヒトしだいといったところ。予備知識として、レオナルド・ダ・ヴィンチやローマ=カトリック教会の成り立ち、十字軍について知っていれば、楽しめる。緻密な謎解き部分がやはり面白いと思うので、終盤のやや強引な締めくくり方は、とくに映画ではちょっとつらいかも。配役に関していえば、主役のトム・ハンクス以外はほぼイメージどおり。トム・ハンクスは、、、、少し痩せれ。 全体的な感想としては、フツウに観れた。
この作品に接するにあたり、漫画「勇午」の「マグダラのマリア編」を読んでおくことをオススメします。ダ・ヴィンチ・コードとほぼ同じネタを扱ってるが(勇午の方が先)、謎解きに終始するダ・ヴィンチ・コードよりも、“信仰”の本質をテーマとしている「勇午」の方が深いと言えなくもない。また、キリスト教とそれ以外の多神教との関連性については、漫画「イリヤッド-入矢堂見聞録」で詳説されていて面白い。「最近、漫喫行っても、じっくり読める漫画ねーんだよ」というヒトは、ぜひ一読を。