カテゴリ:会社生活
うちの会社は、ここ何年も事務系の新入社員を採用していない。当然、女子社員は減る一方である。私はその生き残り?の中の1人になるわけだが、残っている社員は本当に千差万別、十人十色、いろんな人がいる。さすがにどの社員も、最短で約10年ぐらい同じ会社に勤めているので、経験と実績に基づき発言力もすごく、世間でいう「OLさん」という言葉が当てはまるのかどうか、かなり疑問である。
今日は会社で事務系社員が集まって会議が行われた。会議の主催者は、50歳半ばのおやじさん。私達OL(敢えてOLと言わせていただきました。)が15名程度。各部署の選りすぐりの精鋭達である。それに営業の男性が数名加わって、ある業務の改善についての議論をしたのだが、これがまたすごい。もうのっけからOL達のパワー炸裂。主催者のおやじがしっかりしていないのも相まって、おやじVS私達OLという会議になってしまった。そのおやじというのが、またとんでもない人で、主催しているのにも関わらず、本題の焦点、問題点がわかっていないのだ。従って、OL達のパワーは一極集中。おやじが火の車になってしまうのだ。 幸い、今回の会議には、話を熟知している営業男性が参加していた為、丸く収まったのだが、このおやじに関わると一事が万事、この調子である。おやじが発言する度に、話の本題とずれたことを話し始めるので、会議に出席してるOLから苦笑の嵐が巻き起こるのである。しかし、本人はそのことにすら気づいていないのだ。 OL達は頼もしい。本当に自我自賛だが、すごいと思う。会社は人件費削減の為、私達のようなOLを採用する予定は今後もないらしい。でも、おやじさん達を相手に、会社の業務改善をしっかりやろう、建設的な意見を出し合おう、と健気に話し合う私達、偉いじゃないか!!!しかも、みんなわがままを言っているわけではなくて、どうすれば合理化できるのか、どうすればスムーズに業務が運ぶのか、真剣に話し合っているのだ。 それにしても、やはり勤続年数が経てば経つほど、みんな頼もしくなっていくような気がする。(中身も外見も・・・)ただ、その人それぞれのカラーがあるから、さすがにみんながみんな強力に発言してるわけではない。会議でも、強力パンチを浴びせる発言をしている人はいつも決まっている。私は、というと、「合いの手」チームである。発言している人の横で、「そうだそうだ!」と言ってみたり、「あるある」とうなずいてみたり。発言している人を盛り上げる役割?!か。 そういえば、国会議員でもこういう人たちを目にする。というか耳にする。ニュースとかでいろんな野次が飛んでたりするやつ。その野次飛ばしてる人は、きっとあまり表舞台で発言してないはず。どこのグループにいても、役割分担って自然と出来ているということかしら???まあ、私はOLをこれからも続けていこうと思っているが、何年経っても「合いの手」チームから「強力発言」チームへの昇格?は、できなさそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 10, 2005 11:31:40 PM
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