英語教師ヒラリーちゃんの送別会
私がプライベートレッスンを受けていたヒラリーちゃんがとうとうカナダに帰国してしまうということで、送別会が開催された。彼女の仲の良いアメリカ人もLAに帰るとのことで、その2人の為の送別会だった。ここのところレッスンらしいレッスンは全くしておらず、月1回ヒラリーちゃんと食事をするのが唯一のレッスンらしいことだったのだが、結局英語は全く上達しておらず、不安に思いながらもその送別会に乗り込んでしまった。全部で30名ぐらい出席者がいるとのことだったのだが、ほとんどの人は知らない人で、全体の3分の2程度(ということは20名ぐらい)は外国人であった。日本人の中でも私を含め英語があまりできない人はほんの数名であった。英語ができない日本人というのは、彼女が派遣されていた小学校の先生グループで、年配の方もいらっしゃっていた。私は、というと、ヒラリーちゃんの高校時代の同窓生で偶然にも日本に来ていた、という人と、ヒラリーちゃんが以前ルームシェアしていたオーストラリア人のおじさまと3人で一緒にテープルに座っていた。しかしながら、私以外の2人はもちろん英語が共通語なので、すごい速さで話し始める。さすがの私もその場にいずらくなってしまったが、どこへ行っても英語の人たちばかりだし(当たり前だが)かといって、その小学校の先生グループに入る気もしなかったので、しょうがなく右から左へすっごいスピードの英語を聞き流していた。訳してくれたりしたので後で内容はわかったが、その同窓生と言う人は日本で水の浄化システムについて大学院で勉強をしていた、とかで、どういう研究をしていて、今後はどういうことをしていきたい、とか、そういうことを話していたのだ。日本語で言われてもわからないよ、そんな内容。しかも、その同窓生は、ベジタリアンで肉も魚介類も食べないとのこと。店員に言って、フルコースのメニューをすべてベジタリアンメニューに変えてもらっていたのだ。すごいこだわり・・・こういうことにパワーを使うのって、すごい。。。なんて思ってしまった。それにしても、ヒラリーちゃんは人気者。もちろん主役のヒラリーちゃんを私が独り占めするわけにもいかず、あまり話せなかったのが心残りだったけど、ヒラリーちゃんとはなんか通じるものがあった。私の英語が未熟なので、言葉ではきちんと伝えられなかったりすることもあったけど、お互いの気持ちは何故かわかりあえてたな、とお互い思ってたということがわかって、やっぱりすごくうれしかった。もう一人の主役のアメリカ人がB英会話の教師だったこともあり、B英会話の先生が何人もやってきていた。かっこいい坊主頭(ベッカム風)の男の先生が2人いたが、かっこいい人をみると、どうもゲイかしら、。、。なんて思ってしまうわたし。結局、水の浄化システムを研究している人と、元ルームメイトのおじ様以外の外国人と接触しなかった。せっかく英語の練習のチャンスなのに,,,,,残念なことをしてしまった。