3年B組金八先生(8) 第15話 人と人の間
内容和田順子は、バレエの発表会で主役のシンデレラを演じることになり、親友の安藤みゆきや塚田りなと大喜びそんななか。学校の階段で事故が起きる。みゆきと順子が接触し、順子は転落。全治1ヶ月。バレエ復帰にも2ヶ月以上懸かり、バレエの発表会で降板となってしまう。みゆきの父・健二は、順子の家に謝罪に訪れるが、順子の母・知子と言い争いになってしまい、順子の両親は、みゆきを提訴し損害賠償請求すると。一方のみゆきの両親も、売り言葉に買い言葉で。お互い一歩も引かない状態に陥ってしまう。そんな状態で、みゆきは順子への謝罪をどうしたらいいか悩みはじめついに。。。。ちょっとした事故で、親友の間に『亀裂』までは行かないが『ゆがみ』のようなモノが生じる。どうやって謝ればいいのか?どうやって許せばいいのか?お互い悩みはじめ、結果的にお互いを追い詰めてしまう。相手を傷つけたくないのに。。。。そして、みゆきは、決断する。『同じようになれば』と。友情が『間』にあるからこそ、悩みが深くなるという感じ。はじめの笑顔の状態から、事故。そして、悩みの段階から次の事件へ。テンポ良く、かなり良い感じて展開していますよね。そこの重ねるかのように、大将の周りの友達たちとの関係を、『繋がり』が深くなるように描いているのは、コントラストが光る部分だろう。まさに、最後の金八先生の授業ではないがお互いがお互いを助け合い、支え合っている状態です。まぁ、最終的には、今回の騒動を大きくしてしまったのは生徒ではありませんので両方の両親に対して説教する金八。金八『今度のことで一番傷ついているのはこの2人ですよ この2人は苦しんでいます そのお子さん方の話を聞こうとなさいましたか 2人が苦しんでいるときに 自分の立場やメンツにこだわって、そればっかり叫んでいる。 子供のため、子供のためと言いながら 結局は自分の言い分を通したいだけじゃないですか。 親だったら、2人の気持ちを察してやってください みゆきは、どうやったら償えるか、真剣に苦しんでいます 順子は、どうやったら優しく許してあげられるか。 その事で苦しんでいます その答えは裁判所なんかに落ちていませんよ お願いします お子さんと一緒にどうか、答えを探してやってください。 2人の話を先ず聞いてやってください。 お願いしますまさに、この言葉は『昨今のドラマでよくやる保護者の態度』へ向けられているようです。逆に言うと、この頃同じネタだね、その手の番組は。さて、金八の説教により、みゆき、順子は、和解し謝る、許すよりも、もっと大事な物があったことを『思い出した』そして金八の授業『私』『人』『友』そして『人間』『人と人が結ばれているとき、人間になれる』前回に引き続きの親への説教というのは、少し気になるところだが。序盤から盛り上げていき、最後に良い感じでまとまったと思います。その繋がりで、美香へ何かが起きそうなのがちょっと楽しみでもあります。最後にヒトコト。大将の結末をやるのは良いのだが、ちょっと、時間割きすぎのような気がする。たしかに、コントラストになり、『友情』と『壊れた友情』にはなっているんだけどね。まだ、『続き』やるってコトなのかな??これまでの感想第14話 第13話 第12話sp 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話