連続ドラマW プリズナー 第3話 裏切り
内容脱獄に成功し逃走を続ける圭吾(玉山鉄二)は、亜希(鶴田真由)と接触。全ての原因である土地の権利書があると思われる貸金庫へ行く約束をする。。そのころ、釈放と引き替えに圭吾を警察に売ったポン(大森南朋)。圭吾に接触を指示した男と連絡を取り、警察署長らに。。。そして、警察の監視下に置かれた孤児院。警官たちの目を盗み、亜希は圭吾のアドバイスを受け貸金庫の鍵を発見する。だが、その姿は和田(石黒賢)に見られていた。和田は即座に土井(田中要次)に連絡を入れ、黒幕の王(松重豊)に伝えられる。そして王は、銀行周辺に手下を配置し、権利書の強奪を試みようとする。貸金庫で、権利書を発見した圭吾と亜希。持ち出しに成功したまでは良かったが、殺し屋により追われはじめ。。。。。結果的にふたたび刑務所へ。。。。。。敬称略今回は、脱獄をしたまでは良かったが、はじめて信じた男に、裏切られていた!!!って言うことで、再収監ということですね。実際、明らかに見えているため。そう言う演出だと分かっていても、僅かですが、モヤモヤしたモノはあります。主人公に対して、、、バカじゃないか?ッてね。でも、『信じてはいけない』それが、この国の『掟』であり『生き方』であることを、お人好しの主人公の分からせるためには、『ドラマの転換点』として捉えれば、裏で糸を引いているのは見えていたとしても、テンポは抜群に良いし、それとは別に、脱獄、逃走。。その一方で、亜希たちが、真相を探りはじめたり、、、とか様々な緊張感があり、全体として考えれば、かなり面白いお話だったと思います。このドラマって、1つの事件を中心に置きながら2つの物語を展開しているんですよね。圭吾の脱獄ドラマいや、、、脱獄を絡めた自身の成長という方が正確かもしれませんそして事件の根幹を調べる亜希のドラマ。その2つの関係が、重なり合いながら全体を動かしている。もちろん、1つのドラマですので本来ならば、主人公が動かなければなりませんが、一方は、収監そのため分離しがちになるところを、亜希を代理状態に置くことで、かなり上手くまとめられている印象。基本の事件解決は、亜希であるのだが。その緊張感が、度々圭吾に途中経過の情報を伝えることで圭吾の方にも共有され、あまり動いている印象に見えない場合にも盛り上げに使われている。その相互干渉のされ方が、絶妙なんですよね。。と言う事で、今回も十分楽しむことがで来た感じ。とりあえず、次回、、大きく動きそうですね。これまでの感想第2話 第1話