帝王 第4話 挑戦
『挑戦』内容連城(山田悠介)と決着をつけた了(塚本高史)は、アルバイト先の沙也加(長澤奈央)のバー“カサブランカ”で、ホストクラブとキャバクラの2部制営業を始めるのだった。多くの友人達の協力を得て。。。。そんななか、突然、沙也加の父・中山(中原和宏)が倒れてしまう。なんとか、親友・大川栄太朗(與真司郎)山路達彦(小谷嘉一)達の助けや、了の客がやってきてくれたことで、初日から大盛況。。。ようやく軌道に乗り始め。。。そして3ヶ月。突然、病で入院する中山から、衝撃的な事実が告げられる。家賃が払えない状態だったため、店の不動産契約が切られると言うのだった。店が無くなる。。。もうどうにも出来ない。了は、その事をホストのみんなに伝えると、やはり反発を受ける。山路は、、、“儲かる儲からないの問題じゃない お前を信じてついてきたんだ。閉店を余儀なくされてしまう。。そんなとき、知り合いの清藤浩一(袴田吉彦)が、助言をする。“無くなったら、自分で作ってしまえばいい”了は、自分が不動産契約を結んでしまえばいいと考え、オーナーである大河内勝也(竜雷太)の元に向かうのだが、社会的に認められている保証人がいなければダメだと言われてしまう。そして。。。“世の中で何かをなすつもりなら、人間関係を築くことが大事”と。どうしようもなく、その事を清藤に相談した了。。。。すると。。。。敬称略今回は、ようやくホストクラブのオーナーになった了に、初めての危機!!店を開くこと自体が出来なくなってしまう!!って言うお話である。人間関係を丁寧に描いているため、きっと、、そういう結果になるんだろうなあ。。。と読めていてもオモシロ味が出ていますよね。やはり、主人公のキャラがハッキリしていることでしょうね。“人間関係を築くことが大事”と言っているように、その人間関係があるからこそ、ひとつの危機を乗り越えるだけじゃなく、店もオープンできるし、従業員となる、ホストやキャバ嬢もついてくるわけだ。単純なことではありますが、納得感があります。その一方で、物語としての、主人公に降りかかる危機もテンポ良く、次々と襲ってくるために、丁度良い感じの飽きさせない雰囲気を保っていますよね。単純な物語だからこそ、ドラマに最も重要な、人間関係やキャラそして、展開のテンポが、面白さに大きな影響を与える。それがキッチリしているのだから、楽しく見ることが出来るんですよね。とりあえず、ラストには、千原せいじさんも登場したことだし次回予告からもいろいろあるようで、ちょっとやり過ぎな面もありますが、これからも楽しむことが出来そうである。これまでの感想第3話 第2話 第1話