黄金の豚-会計検査庁特別調査課- 第6話
『美人教授の虚飾に喝内容明珍(生瀬勝久)が去り、角松(大泉洋)が課長補佐となった。そんななか、金田(桐谷健太)が、大学の科研費に違和感を感じる。東京国立大学の遺伝子工学の教授・響ゆかり(鈴木砂羽)のゼミ。。。支出のほとんどが、バイト代!?ゼミを訪ねる芯子(篠原涼子)たち。“響ファイブ”と呼ばれる親衛隊のような者達がいた。響に言わせれば、良くあることだと言うが、赤木秀一、黒井直人、白田博、青山和樹、緑川達也5人だけにバイト代が集中していることに違和感を感じる芯子。資料を持ち、帰ろうとしたところ、響の同僚の栗田正彦(袴田吉彦)教授が声をかけてくる。ほとんどの研究者は、あまり調べられることもなく。有名な響だけに科研費・年3億が払われていると不満を訴えてくるのだった。関連の遺伝子ベンチャーを調べて見ろと訴える栗田。会検に帰り、角松、金田、工藤(岡田将生)、芯子らは調査を開始!同じ頃、久留米(宇津井健)に料亭に呼び出される工藤そこには、、、樫永慎一郎総理(伊武雅刀)の姿が!!!一方、調査を進めても、尻尾がつかめない状態。だが学生達の行動に違和感を覚えはじめた矢先、赤木と黒井が、弁護士とともに会検に現れプレッシャーをかけてくるのだった。それでも、なんとかしようと考えた矢先、角松が襲われ。。。。敬称略どうも、方法論が間違っていますよね。悪いことをしているかもしれない。と言う部分を調べているはずなのに、本当に見て分かる悪いことを表現する。そのうえ回りくどいやり方で、プレッシャーを表現。じゃ、、、いままで、“それでも奮闘していた”というのは、どこに行ったんだ?そうでなくても、主人公は、決めゼリフの部分で“しか”活躍の場が無く、ほとんどの部分で、何かをしている印象がない。一部調査しているように見えてはいても、あくまでも一部。それ以外が多すぎて、調査していないようにしか見えない。今回なんて、これまでのお話の流れも含め整合性がとれていて、かつ。。ドラマとして活躍しているのは金田だけ。最終的に、角松は行動してはいるが、中途半端に日和見主義的な部分を入れたりするモノだから、結局、本心も曖昧。そう。みんなで、不正を暴こうとする姿が描かれていないのに、主人公だけが、唐突に活躍をしているだけである。それも、、劇的に!上手く描けば、面白くなるモノを、気を衒う無駄が多すぎるんですよね。せめて、、、、会計検査庁特別調査課。。。なのだから、もっと“調査”をすればいいのに。。。。主人公の活躍なんかよりも、ドラマとしてはそっちのほうが大切だと思います。そうすれば、ワケのわからないことをせずにスミ、テンポも良くなるだろうし、オモシロ味も生まれるだろう。何もせずに、活躍。。。なんて、、超能力者だな。。。間違いなく。これまでの感想第5話 第4話 第3話 第2話 第1話