示談交渉人 ゴタ消し #13(最終回)最後の交渉
『最後の交渉』内容ようやく、3年前の事件の首謀者らしき“ピエロ”沼田真也(和田聡宏)に、彩乃(忽那汐里)信吾(ゴリ)の協力と、交渉術で打ち勝った白虎(西野亮廣)。だが沼田に隙が多すぎることに違和感を抱いていた。その直後、病院にいると思われていた彩乃が何者かに連れ去られたと判明する。それは、謎の人物からの連絡が白虎の携帯へ彩乃とその父・桜知之(加藤浩次)を助けたければ、命令に従えという。渡されたマイク内蔵の万年筆を持ち、30分以内に車を強奪しろと。でなければ、2人の命は無い。監視されていることもアリ、交渉の余地がない状態で行動を始める白虎。とりあえず、犯人に分からぬように、以前知り合った鈴木浩司(松田洋昌)、仁科竜介(木村祐一)を利用し、車。。。そして、2億の金を入手に成功する。白虎が2つの命令を遂行したのを確認した犯人は、警察へ向かい、沼田を連れ出せと要求してくるのだった。タイムリミットは2時間。ただその会話で、白虎は“犯人”の違和感を見抜き、警察へ踏み込むために協力者が必要であると伝え、信吾に連絡を入れるのだった。そして警察から沼田を強奪後、指定の場所、、、彩乃と知之のいる建物へと向かうのだが。。。。敬称略今回は、前回の続き、、、彩乃が誘拐された!!犯人から、強引な要求をされる白虎は、交渉できずに、、、、って感じですねドラマ的には、“交渉”している部分は見せているので、最終的なネタバレ部分で、ネタバレになっていないのはさすがに、、“劇的”ではなく、気になるところではあるが。それでも、“交渉に見えない交渉”という魅せ方と考えれば、この作品的には、今までの中でも、悪くない方に入るエピソードだったと思います。“交渉術は人を幸せにするための武器だ 間違っても私利私欲のために利用してはならない”交渉人ということで、対比しているのもドラマとして良い演出ですね。ま、、、バレバレなんだけどね。そこは、別に気にしない、、、気にしない。。気になることと言えば、今回の“事件”を除けば、3年前の事件自体の顛末にすでに、白虎が気づいていた可能性があると言うことだ。そう。。。今作の展開など、白虎が持つ情報網を考えれば、分かりますよね?ここを突っ込みすぎると、違和感だらけになりますが、少し気になってしまった部分ですね。と言う事で最終回。さすがに、お笑い芸人ばかりで、ドラマとしては、どうしても好みが分かれてしまった今作。結局、そこさえ乗り越えることさえ出来れば、“深夜ドラマ”と考えれば、悪くはなかったと思います。そら、もう少しひねりがあっても、、ってのはありますが、そこは“枠”を考えれば、、この程度でも仕方ないでしょうね。まあ、期待を裏切る結果にならなかっただけでもドラマとしては、良かったと思います。