NHKドラマ10『下流の宴』第4回 カリスマの逆襲
『カリスマの逆襲』内容事件に巻き込まれた息子・翔(窪田正孝)のため、母・由美子(黒木瞳)は、“決着”をつけるべく話し合いの場を持つ。が。。。思わぬ事態が起きてしまう。翔の恋人・珠緒(美波)が、由美子の言動に耐えかねて自分が医者になったら翔と結婚を認めて欲しいと言い始める。“医者になるから結婚認めて下さい。 やってみなきゃ分からないじゃ無いですか”つい、、“やってみなさい”と。。。由美子は約束させられてしまうのだった。約束をさせられたとはいえ、由美子だけじゃなく、さすがの洋子(余貴美子)も、娘・珠緒の言動にあきれかえるが。。。。一方、可奈(加藤夏希)は、合コンで出会った北沢(眞島秀和)に狙いを定め、何とかして近づこうと。。。。。そんななか、翔をなんとかしようと、島田(遠藤憲一)に会いに行くよう再三メールなどで促す由美子だったが、、、どうしても、行かない翔。夫・健治(渡辺いっけい)からも、翔に言って欲しいと伝え、ふたりで説得を試みるが失敗。その一方で、珠緒は、やる気を出し始めるのだが。。。。。。。そして、由美子が島田に頼んでいた、翔と会ってくれる日となる。会いに行っていない。。。と思い電話をかける由美子。すると翔が行っていると知り大喜び!!これでひと安心。。。。と思っていたのだが。。。。そのころ、翔は、珠緒を連れ島田のもとにやって来ていた。“私の愛と名誉がかかっているんです”同じ頃、健治は、会社の吸収合併を知るだけで無く、自分の居場所が無いと、、、、上司から転職を勧められていた。。。。敬称略そっか。。。。そっっか。。。ようやく、私の中で、全てがつながった印象ですね。珠緒が島田のもとに行くだろうというのは予想はしていたが、考えてみれば、島田と珠緒。。。“同じ”だったんだね。まあ。そこはさておき。物語は、。。。。動き出した!そのひと言で十分でしょう。序盤から、様々な部分に“上流”と“下流”を表現しそれぞれの心の葛藤をかなり丁寧に描いている印象だ。“上流に!”と、、、考える人がいる一方で、いつのまにか、流れの中で“下流に”。。。。と言う人もいる。それが、主人公の周りで、望む望まないにかかわらず発生しているのが主人公・由美子のハイテンションぶりがあるから、これまた良いメリハリになって、面白くなっていますよね。高揚しているからこそ、絶望感が面白いと言えば良いだろうか。そしてそのドラマの演出として面白さだけで無く、考えさせられるのも良いところ。この部分が、ヒューマンドラマ的なところで、“今作らしさ”なのでしょう。“上から見下ろされた人間にしか分からない下流の気持ち”“転機”を描いた見事な1話でした。ちなみに、気になっている部分もいくつかあるのだが。。。。まあ。。。今のところ良いでしょう。これまでの感想第3回 第2回 第1回 TBは以下へお願いします。http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/e52ceb37c2d2f4949f7f73d0d000e9cfまたはhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-2662.html