特集ドラマ『クロスロード』第六話(最終話)
「25年」内容白骨死体の発見。事件性を疑われ、本庁管理官・貝谷(西村雅彦)を中心に、捜査本部が立ち上げられた。その後、被害者が斉木正孝と判明。関係者をあたる捜査員達。様々な因縁で尾関(舘ひろし)も捜査に加わることに。一方で、多岐川事件を追っていた元刑事の太田(小野武彦)の話で、尾関は、斉木と関係のある衛藤真樹矢が、事件に関わっていたと推測。そのことから、多岐川事件には、事件の容疑者・斉木だけでなく、被害者遺族・千鶴(大後寿々花)の証言で、衛藤が関わっていたと考え始める。尾関は、衛藤こそが斉木を殺した犯人と、多岐川事件との関連も含め、捜査本部に報告するが、貝谷は明確に認めようとしなかった。それでも、斉木の関係者のひとりとして、貝谷は、衛藤の捜索を命じるのだった。同じ頃、太田の情報も含め、多岐川事件を追っていた板垣(神田正輝)は、1度は事件の取材から手を引こうとしたモノの、取材の継続を決断する。そんななか、尾関は、偶然にも板垣の妻と、亡き妻の関係を知ることに。一方、板垣は、雑誌編集部から、テーマの変更を依頼されてしまう。捜査を続ける捜査員達は、ついに1つの証拠を手に入れる。多岐川事件で盗まれた千鶴の母のネックレスを、容疑者の斉木ではなく、衛藤が質屋に持ち込んでいたという事実。それは、多岐川事件を斉木の単独犯とする当時の捜査本部の方針を覆す、決定的な証拠だった。当時、捜査本部で捜査をしていた貝谷は苦悩する。管理官が、義理の父。。。そして、管理官としての立場。尾関は、そんな貝谷に対し、共犯である可能性が高いと訴える。すると貝谷は、決定的な証拠が無いと、それを見つけ出せと、捜査員に命じるのだった。敬称略スッキリと解決してしまうかと思ったが。もの凄く、微妙な落としどころだね。いや、この微妙さは、余韻を残しているので。。。絶妙と言うべきか。正直、配役が配役なので、展開と、落としどころが気になった今作。結果的に、アレもコレもと描いているのを、上手くまとめきったと言えなくも無い。。。。。かな。そう、板垣が。。。いなくても良かったんじゃ?ってことなのだ。いる必要性が、ほぼ無いんですよね。尾関だけで、良かったんじゃ?