ドクターカー 第12話(最終回)
「バスジャック事件発生瀕死の患者救うのは?最後の希望を乗せ出動」内容勇介(中村俊介)から、ドクターカー廃止の決定を言い渡された一花(剛力彩芽)そのうえ、一花は、クビだという。一花が、病院の方針に逆らい、ドクターカーを出動させ、岩重敏晴(寺田農)の息子・康孝(辻本祐樹)の恋人とそのお腹の子の命を救ったことで、康孝は、病院を捨て、駆け落ち同然で家を飛び出してしまったと。想善会会長の岩重は、立腹しているということだった。そのころ、理事長の涼子(かたせ梨乃)は、岩重から支援中止を宣告されていた。話を聞いた勇介は、支援を無い状態での、病院の立て直しに奔走をはじめる。そんななか、康孝が、一花のもとにやって来る。親しくしている病院に来ないかと。。。そして一花が、朝城総合病院を去る日。勇介が刺されたというしらせが入る。敬称略結局、テーマがハッキリとさせずに見きり発車させたのが、全てですね。何を描くか?。。。。ただ、それだけなのに。そう。病院経営のことを描くか?ドクターカーのことを描くか?主人公の活躍を描くか?それとも。。。。。これらが、繋がっていれば、問題ないのだが。繋がりが、かなり曖昧で。。。そのため、盛り込みすぎで、ブレブレになってしまったのだ。話自体は、それぞれ普通なんだけどね。最終章に突入してから、なんとなく話しを繋げて、強引にまとめて来ましたけどね。時すでに遅しである。もう少し上手くやっていれば、面白かっただろうに。たとえば、今回のラストなんて、良いカタチだったんじゃ?一花が、完全に新人。。。で、その指導役で。。。。実は、主人公のキャリア、過去、能力が、全く見えない状態でスタートし、そのまま、継続したのが、最大の問題点。ブレブレ以前の問題だったんですよね。何かすると、違和感。何かしゃべると、違和感。そればかりでしたから。その違和感を引きずりながら、妙な親子喧嘩を延々と描き続けた。そこにある意味をハッキリさせずに。後出しじゃんけんで、まとめようという意図も分からなくもないが。サスペンスじゃ無いんだから、そんな程度のことで、最終回まで、興味を引っ張ることが出来るハズが無いのである。そう。その程度のことで。それにしても、なぜ、こんなにいろいろな部分で、曖昧にしたんだろ。。。。全く意図が理解出来ません。色々な部分をハッキリさせた方が、何かと描きやすかっただろうに。今作に限ったことでは無いが。サスペンスの系統にしたも同じ。隠すことのリスクを、もっと考えるべきだと思います。間違いなく、メリットより、リスクの方が大きいですから。上手くいく場合の方が少ないし。その程度のことで、興味を引っ張ることの出来る人は、ごく一部ですから。っていうか隠しごとの興味だけで継続視聴する人と、ドラマを面白く感じて継続視聴する人。どちらが多いかなんて、考えなくても分かること。