絶対零度(3)~未然犯罪潜入捜査~第7話
『仲間の死を乗り越え凶悪犯を止めろ!』内容初めから田村(平田満)は“ミハン”にいなかったとして処理し、東堂(伊藤淳史)は、再び捜査をはじめようとする。山内(横山裕)小田切(本田翼)は了承するが、南(柄本時生)は納得出来ず。それでも井沢(沢村一樹)は、再開を促すのだった。そんななか、新谷啓一(小柳友)をシステムが検知する。麻薬密売組織と関わりがあるとされている人物だった。涼子(青野楓)と結婚し、団地暮らし。早速、小田切が引っ越ししてきたとして、ミハンメンバーは監視出来る部屋から、新谷の監視をはじめる。監視をはじめてすぐ、新谷の上の部屋のベランダに少年が入ることに気付く。母(木下あかり)はいたが、父では無い男と一緒。状況から虐待を疑われた。その後も監視を続けるが、新谷は、部屋から出ようとしない。が、外出した涼子が、不審な男と接触。井沢が男を問い詰めたところ、“喜多野”に頼まれたと。“喜多野”は、組織のボスと言われている謎の人物だった。一方で、井沢は、早川(マギー)から、宇佐美洋介(奥野瑛太)が、間もなく出所すると知らされる。しばらくして、少年・ユキオ(山城琉飛)が父らしき男性(長谷川朝晴)と一緒にいるのを確認し、小田切は安心するが。。。敬称略脚本は、小山正太さん監督は、城宝秀則さんそれにしても。。。前回、、、いや、前々回。なぜ、システムが田村を検知し、現場に井沢が急行したことにしなかったんだろ。その事実を、井沢と東堂だけが知っていることにして。そうすれば。違和感が無かっただろうに。それが無かったため、前回は違和感を抱いてしまった。なのに。今回、東堂が、1週間で、数件の事件が起きて、検知していたと言ったところで、全く説得力がないし。いままでも、穴だらけで、前回だけでも大穴があったというのに。なぜ、穴を広げるようなことを、ワザワザするかなぁ。。。実は、他にもある。今回の東堂の発言からするとシステムがマークしている人物は、かなりの複数存在するようで。そのなかから、ピックアップして、捜査しているようだ。そう。それは逆に言えば、前回までにピックアップ出来なかったことの違和感に繋がるってことだ。同時に、早川により、フラグを立てたことで、井沢をマーク出来るかどうかが、今後の展開上の大きな課題だと言えるだろう。間違ってはいけないのは、マークしても、チームが阻止すれば良いだけの話なのだ。今作は、そういうカタチ、目的で動いているわけじゃ無いけどね(苦笑)そうなのだ。田村の案件は、今作自体に及ぼす影響が、あまりにも大きすぎるということなのである。それを、上手く誤魔化すどころか、今回。。。穴を広げてしまった。ちょっと、どうかしていると思いますよ。さて、本編である。まあね。葛藤を描くのは良いんだけど。疑問をひとつ。チームは、何のために動いているのかな?犯罪の阻止?それとも、犯罪を遂行させて逮捕?組織云々の問題じゃ無いと思うんだけど!これは、今作が、ずっと抱えている問題。この部分をハッキリさせないから、一種の勧善懲悪モノである、今作に、本当の意味でオモシロ味が生まれないのだ。だって、主人公たちの行動理由がハッキリしないと言うことだからだ。阻止するだけなら、別件逮捕って言う手もありますしね。で、その流れで、今作が抱えている問題が、ひとつある。それは、必ず、井沢が、隠し事をしたり。単独行動をしていることだ。主人公だから、見せて魅せたいのだろうけど。チームなのに、チームの意味が無くなるよね。これ。リーダーだからと言って、単独行動はともかく。隠しごとをしてしまうと、見えないことが多すぎて、都合良さが際立ち、面白味が失せてしまうってコトだ。それぞれ自分勝手に行動しているように見えてしまうしね。ってか、ひとり減ったんだから、もうちょっと、バランス良く捜査すれば良いだろうに。システムの部分に南がいなくても、東堂がいるなら、以前、やっていたように、無線で話を聞けば良いだけなのに。なぜか、井沢が、、、、トラブルを作るために、わざわざ、不必要なことをするな。。。ってことだ。こういうことをしてしまうと、不自然さが際立ち、面白味が失せてしまいますよ。ハッキリ言って、殺陣なんかどうでも良いです。もっと、穴が無いように、シッカリと話を作りましょう。雑な脚本と、雑な演出。。。ほんと、頭が痛いです。それにしても、、、、後悔先に立たず。。。ってのは、今作のためにあるようなモノだね。これを言ってしまうと、アレだけど。今からでも、穴埋めが出来ると思うんだけどね。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-4639.html