金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』第8話(最終回)
内容外務省からトキワ(広末涼子)に連絡が入る。行方不明の夫・佑(眞島秀和)が、南米で見つかったと言う。7年ぶりだった。達也(相葉雅紀)に連絡を入れ、外務省へ向かうトキワ。佑の両親・正敏、美津子と話しを聞いたのだが、思わぬ事実を知らされる。そんななか、達也のもとに、一匹の犬が迷い込んでくる。少しして、飼い主の井坂蔦子(山下容莉枝)が現れるが。。。1週間後、帰国した佑と再会したトキワ、大地(矢村央希)だったが。。。。敬称略いやいや。。。なぜ、尋問?(笑)もの凄く、不快。会ったばかりなのに。。。。。他にも、ワザワザ。。。。。。最終回だからと言って、いろいろやらなくて良いだろうに。設定も含め、話の流れに説得力がなく。命を軽々しく扱っているようにしか見えず。そのうえ、無駄話ばかりで。単純に、ファン向けの作品に成り果てていた今作。で、最終回では、それを振り切って。。。。完全に迷走である。まあね。最後の最後まで、貫き通したことは、評価に値するが。ここまで、迷走して、散漫になると。何を、どのように捉えれば良いかが、分からないよ。以前、書いたが。今回のような物語を描くならば、動物を扱う必要、全く無いんですよね。きっと、その方が、納得出来たような気がする。たしかに、弱者や、動物を扱ったり、命を扱ったりするのは、ドラマの“感動演出の定番物語、手段”ではあるのだが。それでも最低限表現し、やらねばならないことが、少なくとも2つある。ひとつは、登場人物のキャラ表現と魅力の表現。もうひとつは、ストーリー構成に、違和感が無いようにすることだ。前者が中途半端で、後者が散漫で迷走していれば、どんな俳優を使っても、全く意味が無い。“大人の事情”を優先させた作品では、よくあるパターンである。そんな状態で、上記の“定番”を使うモノだから、違和感を感じて、面白味が無いだけで無く。鼻につくのである。正直、良いところを探すのが難しいです。これ。。。深夜で良かったね。もし、プライム、ゴールデンなら、とんでもないことに、なってたんじゃ?