勝利の法廷式 第10話(最終回)
内容速水(泉澤祐希)の家に駆けつけた蘭(志田未来)そこにはナイフを持った黒澤(風間俊介)の姿があり、刺したと思われた。逮捕された黒澤。面会に行くと、黒澤は、速水が連続殺人犯だったことに気づけなかった後悔を口にする。だが殺そうとしたモノの、出来なかったという。速水が自ら刺したと言うが、証明は不可能。そのうえ黒澤も気力を失ってしまってしまい、協力を得ることが出来なかった。そこで、蘭は、蒼(高橋優斗)に事情を伝えた上で、先ず、花(北乃きい)の無実を証明するつもりだと告げる。ふたりで、検討した結果、蒼の父・大治郎(升毅)が、速水の父・芳野小太郎(矢島健一)と繋がりがあるのではと推測する。だが、大治郎。。。そして芳野も非協力的。蘭は、黒澤を叱咤し。。。。敬称略脚本、本田隆朗さん演出、宝来忠昭さん今までのエピソードでは、黒澤が主人公の“後ろ”にいたので。極論を言えば、いてもいなくても、良い状態だったのだ。だが、今回は、“表舞台”に出てきたことで。風間俊介さんの凄さが、伝わってきた感じだ。プロだねぇ。。。。職人だよ(笑)ようやく、それを見ることが出来ただけで。大満足である。まぁ、元々、志田未来さんを見るだけでも、満足していたけど。やはり、この2人が揃ってこそ、今作。そこはともかく。丁寧に“縦軸”の事件を、描ききりましたね。分かりやすかったし。こういう風に、他の作品も、“縦軸”を盛り上げてほしいものだ。雑で、意味が通らないコトが多いからね。答え合わせで、“無理が通れば道理が引っ込む”なんていうのは、最悪。だったら、“縦軸をやるな”と言いたい。今作のように、シッカリと毎回楽しませてくれて。“縦軸”も丁寧に回収し、納得させてくれて。俳優でも、シッカリと魅せてくれる。本当に良い作品でした。“縦軸”は、無くなるけど。。。。“続き”が見たいです。“SP”でも良いから、作ってくれないかなぁ。。。。ってか。。。。そういう過去があったんだ。。。。。。