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2024.08.25
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
天城(二宮和也)の不在の中、上杉歳一(堺正章)の容体が急変。
佐伯(内野聖陽)により佐伯式による緊急手術が行われたが、突如中断。
薬物による治療へと切り替えられ、一命は取り留められた。

オペの直後、上杉の息子・歳弘(城田優)が病院に現れ、
報酬と引き換えに、手術の失敗を天城に依頼する。
経営方針を巡り、親子は対立しているようだった。

そんななか歳弘は、自社の医療部門を、父の意向に反して独立。
社長に維新大の菅井(段田安則)を就任させた。

敬称略



脚本、槌谷健さん、守口悠介さん

脚本協力、穴吹一朗さん

演出、西浦正記さん




今後のため。。。最終章のためだろうけど。

実質、ほぼ状況説明ですね。

一応、前回の続きで、案件は盛り込まれているため。

今作らしさは、キープしている。


ただね。いつだったかも指摘したけど。

“医療モノ”でトラブル発生は、定番のひとつ。

今期の《山のお医者さん》でも、よく似たシチュエーションは存在した。

が。今シリーズの場合。某《失敗しない医師のドラマ》だとか。

すぐに《裸になってシミュレーションする医者のドラマ》と同じで。

ある種の天才が主人公のドラマなわけで。

それこそ。

よっぽどの理由が無い限り、絶対に成功するわけである。

それがドラマの“売り”だしね。

そう。

今回のトラブルは、ドラマの中に緊張感を生む作用は全く無く。

ただの“時間稼ぎ”でしかないのである。

当然、そんなことを一瞬でも感じてしまった時点で。

結末は分かっているんだから、CM無しで、早く進めようよ。

そんな気持ちしかわいてこないのは、言うまでもありません。


実際。。。“あえてミスを”って台詞で言わせてしまっているしね(苦笑)


そこは、もう、いいや。

でもね。

今回のエピソードで、どうしても引っかかったのは。

佐伯が、エルカノ・ダーウィンでオペを行ったことだ。

確かに今回の展開を考えれば、ドラマとしては正しい。

やはり見せ場を作るのは大切ですからね。

が。

が。。。である。

そもそも、エルカノ・ダーウィンは、

基本コンセプトは“誰でも名医”じゃ無いのか?

なのに、なぜ、今作の中で名医のひとりである佐伯がオペを?

外科医なら誰でも良いのでは無いのだろうか?

ドラマとしては正しいだろうけど。

もの凄く、引っかかりを感じてしまった。


何度も書くようだが。

ラストの種明かしも含めて、ドラマとしては悪いとは思いませんが。



それでも、最後にひと言だけ。

種明かしをするならば、息子を混ぜたような描写に、なぜしない?

もちろん、無くても成立するけど。

そこまでの親子の描き方からすると。

なんだか、中途半端に感じてしまった。


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Last updated  2024.08.25 21:55:34


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