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2024.09.25
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
ついに最高裁大法廷で、判決が言い渡される日がやって来た。
その日の早朝、寅子(伊藤沙莉)は轟(戸塚純貴)よね(土居志央梨)を訪ねる。

敬称略


作、吉田恵里香さん


“長い時を経て、歴史が塗り変わったのです”

。。。だそうである。


でもね今作は、劇中で、“長い時”を経ていますが。

“歴史”が塗り変わったこと。。。は、“結果”として納得出来ても。

そこまでの“過程”を、ほぼ描いていないからね。

“起承転結”の“起と結”だけを描かれてもなぁ。。。。ってコトである。


そもそもを言うと。

今回描いた案件自体は、主人公に、ほぼ無関係。

いや、かなり大枠で見れば、無関係では無いけど。

今回描かれたように、現在の主人公が関わっているのは少年法改正。家庭裁判所。

轟、よねたちの案件には、実際は、ほぼ無関係なのである。


だから、

モデルなどがあったとしても。

微妙な年齢設定にして、関わらせれば良かっただろうに。

。。。と先日、書いたのである。


こういう同じような違和感は、少年法改正の議論にも言えるわけで。

審議会で“愛”を語ったところで。

正直。。。それが、なんとなく見えたのは、この最終週だけ。

なんなら、

映像化を、ほぼなされていない、小橋、稲垣のほうが、

“愛の裁判所”を語る方が、納得出来るレベルだ。

だって、

主人公を映像化しても、

“愛の裁判所”を彷彿とさせるような描写は、ほぼ無かったし。

それこそ、

彷彿とさせるならば、猪爪家、星家で描けば良かっただけなのだが。

それさえも、今作は、中途半端だったのだ。

先日の朋一にしたところで、決まった後の話。

優未にしても、先ず話し合っていたのは航一だったのだ。

え?自主性に任せている?

それでも、描くべき“愛の裁判所”があったのではないのか?

本来、そういうコトを感じるように。

猪爪家、星家のなかで、いわゆる“家族会議”が開かれたのだよね?

ま、

その、ほとんどが、主人公が被告だったわけなのだが(苦笑)

こういうところも、序盤では、もっと上手くやっていたのに。

。。。。。のに。。。。である。

主人公が裁けば。。。。って、思うばかり。

家族それぞれの悩みを、主人公なりに解決すれば良かったのだ。

たとえ、それが、未来で変わったとしても。


きっとね。

当初は、そういう“予定”だったんだろうけどね。。。。。



いままで、何度も書いてきたことだが。

必要の無いネタを、わざわざ長尺で盛り込みすぎたことにより、

主人公の物語が圧迫されたのだろう。

今作、ネタだけは、ほんと。。。多かったからね。

それも、主人公に無関係と言っても過言では無いようなネタが。

取捨選択。。。。。ほんと、そこだよね。。。。(苦笑)


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Last updated  2024.09.25 07:50:36


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