内容
中西英治(吉田ウーロン太)の撲殺遺体が自宅で発見された。
臨場した弓削(寺島進)らが周辺で聞き込みを行うと。
被害者は“善意のおじさん”と呼ばれ、身寄りの無い子供達を助けていたよう。
被害者宅から逃げていく少女(伊礼姫奈)が目撃されていたため、
防犯カメラを追跡し、弓削たちは、紙子(藤木直人)の病院にたどり着く。
病院にやって来た少女の身元の開示を紙子に求める弓削。
だが、個人情報の守秘義務があると、情報提供を紙子は拒否する。
その紙子の様子を見た弓削は、紙子が何かを隠していると推測。
そんななか、ひとりの少女が緊急搬送されたと知った紙子。
弓削に問いただされた少女だった。
敬称略
脚本、谷口純一郎さん
監督、星野和成さん
初回は説明部分があったため。
医者の部分と刑事の部分が、噛み合っているような、無いような感じだった。
正直、医者の部分が、鑑識でも良かったくらいだった。
それでも。。。なんとか、医者の部分を残しきった。
かなり微妙なバランスの初回だったが。
今回は、基本的に事件を描きながらも、
メインは、医者の部分になっているね。
そもそも、2つの要素を混ぜるのは良いけど、かみ合わせるのは至難の業。
気がつけば、ほぼ同じような展開になりかねないし。
が。今回は、上手く、ふたつの物語を描いて、融合させている。
“ドラマ”としては、複雑すぎる状態なのは、確かなのだが。
今回を見て、利点をひとつ見つけてしまった。
それは。
一方だけなら、普通だし。
多くの作品は、時間を稼ぐために、アレコレとやるわけだが。
今作は、盛り込んでいる要素が多いため、そういう無駄がかなり少ない。
そのため、かなり濃厚な物語になっている。
本音を言えば、もうちょっと軽くても良いとは思いますが(笑)
不満があるとすれば、濃厚すぎることか。
見ていて、かなり疲れるよ。